2024年7月26日金曜日

二度目のライオンキング

 

20年以上前に、ライオンキングを妹と従姉妹と観に行った。

今回は孫と娘親子3代での鑑賞である。長岡を出発し東京駅に着く、もやーとした空気と人口密度の多い東京は住むところではないといつも思う。

劇団四季会場の周りはここ?犬の喫茶店やら、専門店が目に入る。アーケードは広くビルだらけ。そうそう途中駅構内に手塚治虫のアートがあった。60年前のアトムの世界に近づいてるようだ。

会場近くのフードコートで軽く昼食をとってライオンキングの道を歩く。その道は動物の足跡が描かれていた。

2回席の真ん中で一番前が3人の指定席である。舞台全体がよく見えて、新潟のりゅーとぴあの2階鑑賞席を思い出す。なかなかいい席である。

幕が開くと、20年の私の足跡が再現されたような錯覚と歌声に懐かしさを感じる。

鍛えられた一流の歌とダンス。進化している照明や音声、舞台装置。動物の顔や衣装はほぼ変わっていないように思う。演じる役者ひとりひとりに個性があり、訓練の賜を感じる。そして体力勝負であろう。例えばハイエナになりきって小道具を動かす役者の表現力はライオンキングならではの醍醐味だろう。

孫にはこのミュージカルのことは内緒にしてきた。イタリアの小学校での発表会でライオンキングを経験していたから、本物を見せたいと娘のサプライズだった。

休憩時間を含めて3時間近くの観覧だったが孫も歓声をあげたり震えたりと現実とサバンナの世界に魅せられていたようだ。

ホテルに入ると「ババみて、イタリア語だけど」と言って発表会の場面を見せてくれた。

親子3代の記念日になった。

娘は父親似、孫はイタリア人の父親似である。よってこの3代親子は側から見たら家族?

日日是好日

追伸 劇団四季は移転していました。有明でした。

 



2024年7月23日火曜日

おおきなかぶの読み方?

 

孫は一年生です。栃尾の小学校に10日間通いました。宿題が毎日でるので孫は閉口しています。

宿題大嫌いと喚く日々。算数では足し算に引き算です。ところがイタリアと違って答えに鉛筆なら本と数えますが、ほんだけでなくぽん、ぼんもあります。と物の数え方も難しいことに70歳を前に気づくババ。日本に住んでいれば自然に覚えられることですが、イタリアに住む孫にとっては難しいこともあるようです。

国語の宿題でおおきなかぶのお話を読み、質問に答える問題!素晴らしすぎて笑っちゃいました。

その読み方は相撲の呼び出し風でした。おじーーさんはーー。おばーーさんをよびーーましたーーー。

ハハハこの子はやっぱり私の孫です。

日日是好日

2024年7月21日日曜日

あじさい寺と水族館

 

男鹿の旅の道のりは長かったけれど、一泊二日の短い旅は無事終了。

雲昌寺のあじさいは7月15日で終了してお花は全部刈られていました。それでも広大な敷地を埋め尽くしている花のイメージはわきました。

その後は子供達の大喜びする水族館へ。しろくまやペンギンの餌付け、手で触れるウニなどに大喜び。はて?我が夫も寺には興味はないけれど魚たちには興味深々。ひとつひとつ解説を読んで回っていました。

日日是好日


男鹿の旅

 

栃尾出発し、所要時間5時間で目的地「なまはげ会館」に到着。茅葺き屋根の民家に正月を再現し、なまはげが家主と酒を交わし、悪い子はいないかと観客席に飛び込む。泣き虫はいないかと言われ、涙を大きな目にいっぱいため震える7才の孫。

これでわがままが改善されるかと期待したが、結果は改善されず、一体誰の子か?親の顔が見たいよと問うと「ババの孫」と返された。

夕飯後はなまはげ太鼓を鑑賞!舞台に5人のなまはげと女性1人の演奏、ビンビン響く鼓動の素晴らしさと会場を飛び回る迫力は凄い。秋田出身の姪の夫から連れきてもらったことに感謝する。

朝温泉に浸かって癒されと思えど、朝食までの時間は、テレビを観る人、携帯を見る人、携帯でブログを書く人と家族団欒はなし。これじゃあiPadでアニメを観る孫になにも言えません。

日日是好日

2024年7月16日火曜日

台風の目は停滞中

 イタリアから帰国の母娘を成田までご丁寧に老夫婦は仕事の段取りをつけ朝一番のトキに乗り迎えに行く。そして1週間が過ぎました。

日本の小学校に通い一応勉強。牛乳をひらがなに、救急車をひらがなに。ちょいとこれは難しい。算数はどこの国でも共通だから結構できる。嫌いなのはプールらしい。給食は綺麗で美味しいと喜んでいる。一年ぶりの再会は嬉しいのはずだが

孫に虐げられ、その上ババの唯一の楽しみピアノレッスンは拒否され、狭いながらもリビング、座敷、娘の部屋からもう一つの部屋を独占し、だりこっぺいにする母娘。

散らかされ、片付け、また散らかす。いやもうだめだ。

片付けはしないことにしよう。

夜寝静まった時がババの自由時間だが

仕事と孫相手でクタクタになりなにもできず、トドのように横たわるのみ。

日日是好日

2024年7月3日水曜日

七夕と孫

 


指折り数えて待つ孫

「お家で4回寝て、飛行機の中で1回寝たら日本だよ」と話す孫。コロナの時は会えなかったけれど、その後は一年に一回だけ会える、まるで七夕のような話なのです。

でもいい時代ですから会えなくても携帯はいつでも繋がり、ラインならその上無料の世界です。

10年前は国際電話は高かったのに、その反面円はどんどん安くなり、私たちにとってはイタリアはずいぶん遠くなっていきます。もう一度ゴンドラに乗ってみたい。フランスやスペインにも行ってみたかったのに。

当分はイタリアから日本に来てもらうしかない。

姪っ子の家族と秋田旅行、ライオンキング鑑賞と温泉旅行を計画中。畑のジャガイモ掘りやキャンプも楽しみにしているようです。

また、日本の小学校に通うためにひらがな練習をしています。やきゅうにきゅうり、がっこうなど、ちゃんとかけているかな?

あと何回会えるかと考える老夫婦のなにがめでたい100才が口癖になる。

いや〜あと30年もですか?

日日是好日


2024年6月26日水曜日

上山温泉の小旅行

 








斎藤茂吉記念館に立ち寄りました。医師であり歌人という教科書の中の人の生い立ちを知る。特に興味が湧いたのは妻輝子さん。一冊の本を買う。孫からみたおばあちゃまだそうです。読み終わったら感想を忘れないように書きましょうか。さて、山形上山温泉「三木屋」に宿泊する。江戸中期に建てられた紅花問屋だったそうです。平屋作りで所々に年代物の調度品が飾られていました。その昔は紅花で財をなしたのでしょう。月岡城は休館日でしたが武家屋敷は見学できました。入り口に必ず衝立があるのはどうしてか?鬼を気で追い出し寄せ付けないためとのこと。知りませんでした。参勤交代では100人の行列だったとか。隣の伊達藩は3000人、加賀百万石では6000人とか。国を収める策徳川の知恵は良くも悪くもすごい。と思いました。宿場町の経済はまわり、紅花もさぞ売れたのでしょう。

最後はいいでどんでん平ゆり園にて元気をいっぱいもらってきました。

日日是好日