大勢の人たちのおかげで、今の私が存在している。海外旅行をしているとなおさらに感じる。
今回の ヴェネツィアの旅は何年ぶりだろうか、その過去を振り返りながら魅力を以前よりも堪能することができた。5世紀に築き上げられた水の都。ヴェネツィアは「潟 ラグーナ」という浅い海に118の小島と約400の橋で行き来する街。この泥と砂の潟の上にどうやったておとぎの国を作ったのか隠された秘密をイタリア人の娘婿より聞く。①レンガで防水壁を作り高さ4メートル直径20センチのオーク材やカラマツの杭を打つ、木は海水では腐らない。木は水に濡れ空気にさらされると腐食する。杭の上に石を敷き土台を作っているそうです。その杭が島の40%もしめているなんて誰が想像できるだろうか?。宮島の厳島の鳥居もその工法だろうか。1500年も前にこの知識と工法に驚き唖然とするのみ。
ベネツィアの歴史も戦いの中にあり、ビザンチン帝国からの独立し、地中海貿易により経済と芸術、工芸を発展させ今日のイタリア最大級の観光地となっているのでしょう。
さて、駅に降りた途端に人、人の波。リアトル橋の上のお土産売り場では身動きならないほどの観光客です。街には広い通りと狭い通りが迷路のように続きます。スマホは絶対必需品。ただし私たちはWi-Fiがないのでスマホの役割は写真を撮るためのみです。とても素晴らしい街並みは絵の中と同じ、ゴンドラに乗れば心地よい揺れの中でワクワクドキドキの物語。サンマルコ広場のコの字型の広さとその白い要塞のような美しさにナポレオンが世界一と称賛したことに納得する。塔に上って見下ろす街の景色は赤煉瓦色に統一されて美しい。白銀の世界の美しさも白一色で美しいが雪は溶けてしまう。いや白銀の世界は日本の誇る四季の美しさに他ならない。それぞれの美しさであろう。サンマルコ寺院は東方見聞録を書いたマルコポーロを祀っているゴシックの宮殿が有名。金ピカのゴシックで描かれた壁や天井。その中に9世紀にエジプトから運ばれてきたマルコポーロの遺体、中には王冠やら宝石が何千もあるらしい。でもここに入るにもお金が必要です。というわけで断念しました。それと日本語通訳の携帯を借りました。もちろんお金を払ってです。ところが歴史的背景や歴史上の有名人物その上に建築方式の専門用語には全く理解できなくて、これでは意味ありませんでした。老夫婦は美と作りを見て回るのみでも忙しいのです。
忘れていました。ここでは海の幸がいっぱいです。イカ、タコ、タラ、イワシ、エビの前菜は最高に美味しかったです。日本人好みです。これにパスタやメーン料理を食べる。おまけにデザートなんて!日本に帰ったら「ダイエット」です。もう一つ老夫婦の合言葉は「これが最後だね」を階段と橋を渡る度に掛け合いました。
1日目のベネツィア終了
日日是好日