2019年1月30日水曜日

重いよ重いよどっこいしょ




栃尾の油揚げ作りの仕事はいろいろです。
工場に限らず豆撰の仕事は力持ちでないとつとまりません。



工場の中を切り盛りしているベテランスタッフは
出来上がった栃尾の油揚げが30枚入るへぎを3段軽々持ちます。
20歳の新人にとっては、このへぎを3段つまり90枚を持ち上げることは難儀です。
でも一年も過ぎれば、力持ちになります。

若者も中年も私も
スマホ時代に突入し、軽いものを便利に使う時代です。
でも、重いものには想いがいっぱい詰まっていると思う
のです。 
 
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2019年1月26日土曜日

人と人をつなぐ






お問い合わせのメールが届きました。

豆撰の栃尾油揚げを定期的に購入している方で栃尾の油揚げでおいなりさんが作れないでしょうか?
という内容でした。
その方のお名前で検索してみましたが
豆撰のリストには見当たりませんでした。
直接ではなくスーパー さんにお買い求めいただいているのかもしれないと
メール質問の回答とともにお客様にどこでご購入でしょうかとお聞きしました。
その結果
豆撰のお得意様からの紹介と知りました。
いつも豆撰を見守り、応援していただいている方でした。
それから
「豆撰さんの油揚げは、今のところ海老名市のマルイファミリー海老名さんで10枚づつ取り寄せてもらって冷凍保存しています。
なぜ厚木で栃尾揚げ?とお客さまにもよく聞かれるのですが。
栃尾揚げと豆撰さんの事は、海老名の・・・・・
から教えて貰った・・・と言うか、あまりに・・・さんが美味しい美味しいと云うので、食べてみたら本当に(失礼!)美味しかったので導入させていただきました。マルイファミリーさんで扱ってるのも・・・さん情報で知りました」と
とても丁寧なお返事をいただきました。
嬉しくて、すぐに社長、スタッフに話しました。
美味しいものが遠いところでつながっていると思うと
寒い雪の季節で働く張り合いをいただきます。
今日も明日も頑張ろうと思うのです・・・・・・。





 




2019年1月24日木曜日

学問の神様「来伝天神」合格祈願 






学問の神様として知られる菅原道真公を祀る来伝天神で合格祈願を行う祭礼があります。
 栃尾の菅原神社の由来は、遠い昔、激しい降雷があったことからこの地を雷傳(現在の来伝)といい、雷は道真公の化神とされていることから道真信仰の地になったと伝わります。
 毎年、全国から受験生やご家族などの合格祈願の参拝が絶えません。
遠くから合格祈願に多くの参拝客が訪れます。
清めた石に合格、GO、などの文字を書き納めます。
御札や絵馬もあります。
今年受験を控えておられる、お子様、お孫様に
「合格油揚げセット」はいかがでしょうか。
油揚げは縁起かつぎの「揚げ (上がる)」です。
そして、菅原神社様からご祈祷された合格祈願のお守りと一緒にお届けいたします。お申し込みはこちら




2019年1月19日土曜日

「サラメシ」記念日 最終回 社長夫婦のお昼ごはん






「サラメシ」撮影のいよいよクライマックスです。
最終撮影は社長の自宅でおこなわれました。
和子さんはこの撮影記念日のために
相当頭を悩ませていたようです。
1、いつものまかないメシにすること。
2、だれでも簡単にできること。
3、美味しいこと。

この3条件を毎日考えていました。
内容は一転二転していたようですが・・・・・・。
最終決断は
誰でも大好きなカレーライスをカツカレー風に
アレンジ決定。

前日の残り物カレーに「栃尾の油揚げステーキ」
焼き方はフライパンに油を入れない!で蓋をしてじっくりと!一番美味しい焼き方を実践。

さあ、いよいよあぶらげカレーを社長が食べる!
大盛の上にでっこい栃尾の油揚げがど-んと一枚のる。
そのうえ、あぶらげに醤油をかけるダイナミックさ!

ちょっと大盛すぎるのでは?
いえいえ、いつもの通り当たり前のようで完食でした。

中井貴一さんはどんなナレーションで
豆撰のサラメシを紹介してくださるのだろうか
ワクワクドキドキです。

放送日が決定しましたらお知らせいたします。
 



 

2019年1月18日金曜日

「サラメシ」記念日3 



NHK「サラメシ」番組撮影は
2日間行われました。

1、豆撰で働く人の弁当はどんな弁当なのか
2、豆撰ってどんな仕事をしている人たちなのか
3、豆撰ってどこにあるのか

この三点が重要なテーマのようです。
栃尾の油揚げの仕込みから豆乳搾り、生地作り、脱水、揚げ作業工程を
朝の七時から揚げの終了時間まで、びっしりとカメラマンさんは撮影。
その中でも、妹和子さんの生地切りにスポットが当たっていたようです。
なぜなら、この作業工程は
栃尾の油揚げ作りの重要ポイントであり、
生地を水槽に開けるタイミングと生地切りの水槽温度、
スピードのある動きの中に一枚一枚に対する大きな愛情。
この作業に苦心し、技を長年の歳月で極めた動作を
カメラマンは見逃さなかったのではないだろうか。

油揚げ作りは真剣勝負です。
それとチームワークが重要ポイントかもしれません。
この続きの最後にはこうご期待ください!
「まかないメシ」が登場しますから・・・・・・。



2019年1月17日木曜日

「サラメシ」記念日 2


 

前回の続き
私たちひとりひとりのお弁当撮影がはじまりました。
事務所でいつものように3人の若者?が
おしゃべりをしながらお弁当を食べるのですが・・・・・・。
撮影となると箸を持つ手もぎこちなく、いつもより
口の開きも小さく無言の沈黙。
すると「いつものように食べてください」と言われ
食べ始めると突っ込みが次々に
「これは何ですか?どうやって作りますか?」
と質問攻め。
最年長の私は事細かく説明すると
ディレクターさんからストップが入ってしまい
ひとりでしゃべってしまったことが恥ずかしくなりました。
オバケマーボー、煮菜、おでん、あぶらげ味噌汁などなど
きっと、2月放送予定で披露することになると思います。 

次回は技、職人の腕前の見せ場です。







2019年1月16日水曜日

1月16日は「サラメシ」記念日





テレビドラマの黄金期に活躍した俳優さん。

映画では数えきれないほど主演を務めてている俳優さん。
このお話をいただく前に
妹が語ったこと
「中井貴一さんはね、福島の出来事から僕にできることは何か考えたら、
僕にオファーが来た仕事をすべて引き受けることだって、
仕事をたくさんして、税金を支払うそれが役割だとおっしゃった。すごい人だよ」

日本を代表する俳優さんさんなのに
気取らない、誠実で紳士的な方だと想像はしていましたが
妹の話を聞き、
すごい人はすごい人なんだと
俳優中井貴一さんが好きになりました。

その話題の俳優さんがナレーションをする
「NHKサラメシ 」番組からの突然のびっくりするお電話が昨年にありました。
私は不在の時でした。興奮状態の妹の声は天にも昇るような勢いです。
何しろ妹は中井貴一さんの大大ファンなのですから。

そして撮影日を迎えたわけです。
豆撰スタッフは妹を中心にどんなお弁当にしようかと
試案に試案していましたが
「いつもの通りでいいですよ」とNHKさんに言われ
それではいつものようにと今日の
みんなのお弁当があつまりました。


この続きはまた明日に!

2019年1月14日月曜日

2019年1月14日 霧の中の栃尾




朝刊に目を通すと
65歳どころか70歳まで働きましょうコールが2面いっぱいに掲載されていました。
私のため息と独り言……「無理、この体とこの頭では無理」

重い腰を上げ豆撰に向かう

鳩峰方面に深い霧が立ち込めていて
遠くは幻想的です。
でも、近くは朝陽に照らされて
眩しいくらいきれいな川と家並みです。
この景色を目の前にすると
朝決まった時間に仕事に出かけることもいいものだと
思った瞬間でした。

2019年1月13日日曜日

ものづくりの技術と豊かな食文化

1194季刊誌冬号に掲載していただきました。
表紙は栃尾のお菓子屋オサベさんの丸鯛 でした。
オサベさんのお父さんは亡き父とも縁がありました。
海外旅行もご一緒して行ったことがあり
先日、妹にその当時のビデオを貸せてくださったそうです。
オサベさんの娘さんも職人です。
材料にはとことんこだわっておられます。
なんといってもこの丸鯛の出来立ては、実に柔らかく
口の中に入れるとふわーっととろけそうです。
また娘さんの計らいで、豆撰の豆乳とおからを使って
マドレーヌを作って、ある会の景品にもなりました。
ものづくりの技術と豊かな食文化に対する情熱は
オサベさんも豆撰も同じです。
老舗オサベさんの「不屈の精神」を学んで精進したいと思っております。






2019年1月12日土曜日

笑顔いっぱい元気な暮らしを応援します。

栃尾の冬は厳しく
特に朝は指先が思うように動きません。
社長は誰よりも朝早く起き
栃尾の油揚げ作りの準備をひとりで
もくもくとします。
雪が降っていても、風が吹いていても、雷が鳴っていても豆撰のはじまりは、毎日毎日変わらないのです。
油揚げを食べてくださる皆様の元気いっぱいの笑顔がみたいからです。

この薬屋さんの写真撮影の日は 
運が良くて青空のもとで、豆撰社長夫婦の
笑顔いっぱいの撮影会になりました。




2019年1月10日木曜日

1月10日 栃尾の雁木通り


雪は積もりませんが、とても寒い朝です。
雁木の端に残っている雪を車が踏むと
がーがーと音がします。
車から降りると
雪はアイス板になっていています。

例年ですと
雁木にも雪は吹き込み歩きにくいのに、
今年は雁木は乾いていて短靴でも平気です。

こんな年は本当に珍しいのです。
とは言ってもまだまだ1月が始まったばかりです。
どうなることでしょうか?

2019年1月7日月曜日

新豆のかおりをお届けします。




新年の厄払い行事のひとつをご紹介いたします。
葎谷神楽の歴史は深く、元禄年間(1688~1704)に始められたといいます。当時、松藩から長岡藩へ至村松藩の殿様が道中、葎谷で休憩され村人が殿様をお慰するために披露したのが当神楽の始まりと伝えられています。
 
 舞には序の舞で清めの舞い「宮舞」、本舞の「岩戸舞」、余興の舞で「天狗舞」「おかめの舞」の二段からなる「面神楽」があります。

 現在、毎年1月2日には獅子が舞う岩戸舞が集落内の家々を巡ります。
 岩戸舞は、郷土に伝え残る古典的演舞であり、貴重な伝統芸能です。


丹精込めてつくった栃尾産大豆が入荷しました。
新豆のかおりをお届けいたします。
おから肥料(有機肥料)を使って地元農家の方々が愛情を込めて半年間育てた貴重な限定大豆です。

新豆のかおりと栃尾の想いをお届けいたします。 

2019年1月6日日曜日

あったかーいお味噌汁をどうぞ!











栃尾の1月にしては
とても信じられない小雪です。

自宅から豆撰まで車で通勤すると
川も鳥も橋もモノクロームの世界です。
お気に入りの木村先生の桜木は雪の花が
咲いていて、
寒いのに心がほっこりする美しさです。
豆撰の天幕の下が少し白くなり
暖簾にかけたしめ縄だけがお正月を祝っています。

雪の妖精たちが少しだけ舞う
「そうね 、これくらいにしてください」と
お願いするとなんとさっきまでどんよりとしていた空から
お日様が少し顔を出し始めました。

写真を撮り終え
机に向かうと妹が
「寒いときはみそ汁がいいよね。今日のお客様には
きざみ油揚げたっぷりのあったかいみそ汁出していい?」
「それはいいことだわね」とわたし。



皆様どうぞあったかーいみそ汁をご用意して
お待ちしております。




2019年1月3日木曜日

明けましておめでとうございます。

大雪警報は警報にとどまり
小雪の元旦を迎え、今日はもう三日です。
豆撰をはじめてから
年末の休暇をいただいたことはありませんでした。
しかし、イタリア家族の来日に合わせ年末年始は私だけ5日間のお休みです。
孫にはじまり、孫を追いかける日々。
一歳半の孫は片言の日本語とイタリア語を話します。
人の名前はとても早く覚えます。
私は外国の方の名前はもちろん、小説や映画の名前も覚えられません。
孫は座敷とリビングそれに廊下を駆け回ります。
私は追いかけては疲れてしまい、時々強制的に抱き抱えます。
孫は美味しいものと美味しくないものがわかるようになりました。
パスタとパンは大好きです。
ごはんはおにぎりの海苔が大好きです。
好みは成長の証です。
あどけない表情は天使の顔です。
昨夜は2時間半、夫と私だけで孫の子守りをしました。
夕食を食べさせ、絵本を読み、かくれんぼ、お絵かきと
1秒も休む事なく行動する2時間半に
私も夫もヘトヘトになりました。

成長する孫と認知症が進む義母を見ると
なんとも複雑な気持ちになります。

さてさて、今年のゆくえはどうなることか
とにかく、オンラインショップのリニューアルに全力投球しなければと思っております。