2024年1月30日火曜日

椿寿荘へ

 






金塚音楽教室にて、初レッスン。初老から後期高齢者の「娯楽と挑戦」と言う感じです。大正琴、ピアノにフルート、チェロ、歌とバラエティな集まりです。みんな一生懸命に音楽を楽しんでいます。

さて実はその帰りにいつも通り過ぎたり、閉まっていたりしてなかなか見学ができなかった「椿寿荘」見学ができました。

新潟には豪農が多く、その昔は新潟の人口は日本一だったと聞いていました。なるほどこの豪農の建物を全国から集めるのには相当な資産だけでなく人の手が必要だったはず。今でいう資産運用のようなものだろうか。全国から集められた木材や石を使って全国から集合した職人たちでつくりあげた技術は今も生きて感動を与えてくれる。そしてなんと栃尾のはずれに位置する半蔵金小学校で教鞭をとられたボランティアガイドさんがユーモアを交えてひとつひとつ丁寧に説明してくださった。栃尾と深い関係があったガイドさんとの出会いもまた不思議な縁だった。

日日是好日


2024年1月24日水曜日

政治家資格があったらいいのに

裏金作りの技は見事だと思う。なにも今更始まったことではないだろうに!領収証のいらない項目を政治家と官僚が結託して自分たちの都合の良いように法律も作っている。パーティー券って何さ?交通費って何さ!中小企業は支出に対して領収証が必要であり、出張なら運賃やら宿泊明細は必ずいる。またそれに対しての報告書も必要だ。税務署さんは、領収証のないものを経費で認めますか?あまりに酷い政治家と税務署の中小企業に対する扱い方には天と地の違いがある。誰が責任を取るのでしょうか?秘書、秘書と言い訳ばかり。納税者にはそんな言い訳もない。消費税も国税も地方税も言い訳なんか通らない。

教員も医師も弁護士も免許が必要だ。ところが政治家には免許証は必要ない。一般常識は当然だが国民の代表者なのだから世界史及び日本史、現代史については70点は必要だろう。憲法や各省庁の仕事内容、当然ながら経済学は70点以上でなければならない。幅広い教養が必要だ。そして一番大切なことは人間性だろう。AIはその人間性を奪いそうだが、政治家国家試験ならあらゆる観点からAIもありかと思う。AIなら忖度なしのはず。実習も必要だ。他国でも自国問わず、最低一年の実習を取り入れてほしい。身内企業は勿論ダメだ。などなどの政治家国家試験に合格したものが、選挙にはじめて出馬できる。年齢制限はなし。ただし政治家になったら定年はあり。

と言うのはどうだろうか?

そうそう裏金作りの名人さんにもう一言。そのお金を被災地の皆さんに届けてください。

日日是好日




2024年1月16日火曜日

勉強きらい

 

栃尾の空

イタリアの小学校は9月が入学です。日本より半年早く小学生になります。送迎は保育園同様必要です。日本は集団登校と言うことは安全安心の国ということでしょう。ただ共稼ぎの核家族にとっては大変です。娘家族はリモートで仕事をしているので送迎には負担も少ないようです。

さて、先日クリスマスから正月にかけて2週間くらいの休日がありました。その時宿題があったのに孫は机に忘れてきてしまいました。宿題をやらない子は多くいるでしょうが忘れてくる子はいるのか?学校がはじまり、初日にまた宿題を忘れてきたようです。さすがにそに次の宿題は持ってきたようでした。

そんな孫の話を聞きながら、娘は果たしてどうだったか?宿題はあったかどうか覚えていませんが、連絡帳があり、先生と保護者の意思疎通ができていたような気がします。その後4年生からの記憶はほとんどありません。つまり会社を立ち上げ右往左往、製造から洗浄そして荷造り、事務仕事と一人4役くらいやっていましたから、家庭の事や娘の宿題などあったのかどうかさえ知りませんでした。それでも娘は高校大学を卒業し、就職したもののまた大学へ行くことに。海の外ですからそれこそ勉強しているのか遊んでいるのか全く知る由もなく。勉強は環境もあるでしょうが、放任の方が自主的にやるような気がします。

とは言え、孫とライン会話開口一番「宿題もってきましたか」とついつい言ってしまうババです。

日日是好日

2024年1月10日水曜日

小さな国でも

 小さな国でも、人口が減ってもいく未来を想像すると怖いけど

幸せ度が大きくなるような国作りをしたらいいと思う。赤木ファイのような権力に押しつぶされてしまう時代は終わり、政党の裏金作りもしなくなる。災害が起きたら、直ちに救出に向かう社会になって、コンピュータやAlに支配されない自分の頭で自分の能力で学ぶ学校作りや社会になったらいいと思う。美味しいフレンチもいいけれど、白いおにぎりに梅干しが美味しいと言える家庭があれば幸せ度は高くなるだろうに、

農業者も土木事業者も小さな食品会社もパン屋さんも傘屋さんも、同じに働き幸せを届けてくれる。そんな小さな幸せを感じられる世の中になってほしい。未来に羽ばたく子らのために。

日日是好日

2024年1月8日月曜日

 3年前から始めたピアノレッスン。自宅に5人の仲間が集まりソプラノ歌手の真梨子先生から月一回のレッスンを受けています。アベマリアの伴奏曲は私のレベルに合わせて楽譜を簡単にしていただきました。なんとか弾けるようになったので、先生に次の課題曲を探してもらいました。羽田健太郎さんの弾く夢が送られてきました。まさしく幻想でした。「やってみます」と簡単に返信するババさん。しばらくしてドビッシーの夢の楽譜がファックスで届きました。5ページもある。それに生楽譜のようだ。簡単楽譜ではない。曲はYouTubeで聴いていたものの楽譜をひとつひとつゆっくりとひろってピアノを叩いてみると。この曲は音のつながりが不揃いと言うか規則が今まで弾いていた曲と全く違うようだ。まともに楽譜が読めないのだからこれは大掛かりになりそう。一年はかかると腹をくくり、いえ一年かけてやればいいんだから急がないでゆっくりやろうよ。と自分に言い聞かせるものの

なんで左手に8部音符4に右手は三連符?月の砂漠にもあったけど、これは音痴の私には無理だろう。とその箇所は適当に飛ばして、先生から教わるしかない。

こんな日日をだらだら過ごしていました。

何気なく「おかあさんの被爆ピアノ」監督に「ドビッシーの夢ご存知ですか」と尋ねてみた。すると「ゆめのかよいじ」でつかいました。と返信をいただく。

あれまあ

私はゆめのかよいじを何回観ただろうか?少なくとも3回は観ているはずなのに

早速ゆめのかよいじを再度観ることにする。

10年前とは何もかも違っていた。栃尾の風景だから当時も心に残る映画だったけれど、ストリーはおぼろに覚えているけれど、その中身は覚えていなかった。

新たな感動だった。雁木、とどの森、城山など栃尾の風景がこころに沁みてくる。栃尾の風習である石積みは早く亡くなった子供達を思い出し(保育園時代に私のクラスの可愛いTちゃんが交通事故で亡くなっています)涙が溢れます。今生きていたら45歳だろう。

脚本もいい。緩やかな坂道を歩いているようである。坂道にはいろいろなものが落ちていたり風にのって想いが届いてくる。その想いの調べが「夢」であった。

この映画を再度観るきっかけは3年前から始めたピアノを習うことから始まっている。そしてピアノを習うきっかけは被爆ピアノコンサートだった。

もしかしたら10年以上前から今日に至る私の脚本は始まっていたのかもしれない。

日日是好日


2024年1月3日水曜日

一服



 今年は元旦からの大きな地震、2日の飛行機事故と正月そうそうの惨事に心が痛む。

年を越してのりきらなければならない事もある。

だからこそ

一服しようか我が家の初釜

日日是好日

2024年1月2日火曜日

元旦そうそう この揺れ

 かぼちゃスープを作っていた。

ガタと揺れた、まさかの地震だった。と同時だったか少し早くか携帯がけたたましくなった。恐怖は中越地震を思い出させる。足がすくみ、夫に「どうする」と聞く。揺れは大きかった。あの時と同じになると思った。長い時間恐怖を感じた。揺れがおさまると携帯ラインが次から次へと届く。怖かったけれど我が家も栃尾も大丈夫と返信する。テレビはどの局も一斉に津波情報と避難指示を1時間以上繰り返す。この大きな揺れは大惨事になる。火災は家の倒壊は、道路はと神戸の地震と中越地震そして福島沖の大惨事が甦る。

みなさん大丈夫でしょうか。石川県にも豆撰のお客様がおられる。ご無事を祈る。

災害は一瞬で家を壊して、日常を破壊する。戦争なんてしている場合じゃあない。予測ができない。新年早々この恐怖だ。どう生きたらいいのだろうか?どう生かされるのだろうか?

日日是好日  と書いていいのだろうか。