2022年12月16日金曜日

招かざる客

久しぶりに映画を観た。と言っても

BSテレビである。

この歳になって観るこの「招かざる客」は

親の気持ちが痛いほどわかる。

そして、若いふたりの気持ちもわかる。

それに加え、肌の色が違う人種差別問題は

私にとって人事ではない。

孫が肌の色が違う母親のことを

クラス仲間から馬鹿にされた事が

あったのは

つい最近の話。この映画が公開されて

何十年すぎただろうか。

映画はたった一日を人の感情、行動を

写している。

観客をグイグイ引き付けていく中で

最終的にはハッピーエンドになることは

読めるのだが、俳優陣の力と脚本の力で

満足度が高い映画であった。

内容は

『サンフランシスコ空港に、一組のカップルが降り立つ。一人は黒人の青年で、一人は白人の若い女性。青年は世界的に名の知れた医者・ジョンで、公演に行ったハワイで白人女性・ジョーイと出会い恋に落ちたのである。二人はすぐに結婚を決め、今ジョーイの両親にあいさつをするためにサンフランシスコにやってきた。

自宅で娘を迎えた母・クリスティは、結婚の話も初耳で、しかも相手が黒人男性ということで戸惑いを隠せなかった。しかし、幸せそうに二人の出会いを語るジョーイを見て、考えを変え、二人を応援しようと決める。
あからさまに嫌悪感を示したのは、メイドで黒人のティリーだった。「お嬢さんをだましてどうするつもりか」と態度に示し、ジョンを認めようとしない。帰宅した屋敷の主人・マットには真っ先に「問題が起こった」と告げた。

マットははじめ、友人としてジョンを紹介されるが、彼が娘の恋人であることはすぐわかる。新聞社をおこし、リベラリストとしてジョーイが小さいころから「差別はよくない」と教えて来た手前、表立って反対することはしないが内心戸惑っている。』

人種差別はもちろんだが

戦争のない時代は来ないのだろうか

日日是好日

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