久しぶりに映画を観た。と言っても
BSテレビである。
この歳になって観るこの「招かざる客」は
親の気持ちが痛いほどわかる。
そして、若いふたりの気持ちもわかる。
それに加え、肌の色が違う人種差別問題は
私にとって人事ではない。
孫が肌の色が違う母親のことを
クラス仲間から馬鹿にされた事が
あったのは
つい最近の話。この映画が公開されて
何十年すぎただろうか。
映画はたった一日を人の感情、行動を
写している。
観客をグイグイ引き付けていく中で
最終的にはハッピーエンドになることは
読めるのだが、俳優陣の力と脚本の力で
満足度が高い映画であった。
内容は
『サンフランシスコ空港に、一組のカップルが降り立つ。一人は黒人の青年で、一人は白人の若い女性。青年は世界的に名の知れた医者・ジョンで、公演に行ったハワイで白人女性・ジョーイと出会い恋に落ちたのである。二人はすぐに結婚を決め、今ジョーイの両親にあいさつをするためにサンフランシスコにやってきた。
自宅で娘を迎えた母・クリスティは、結婚の話も初耳で、しかも相手が黒人男性ということで戸惑いを隠せなかった。しかし、幸せそうに二人の出会いを語るジョーイを見て、考えを変え、二人を応援しようと決める。
あからさまに嫌悪感を示したのは、メイドで黒人のティリーだった。「お嬢さんをだましてどうするつもりか」と態度に示し、ジョンを認めようとしない。帰宅した屋敷の主人・マットには真っ先に「問題が起こった」と告げた。
マットははじめ、友人としてジョンを紹介されるが、彼が娘の恋人であることはすぐわかる。新聞社をおこし、リベラリストとしてジョーイが小さいころから「差別はよくない」と教えて来た手前、表立って反対することはしないが内心戸惑っている。』
人種差別はもちろんだが
戦争のない時代は来ないのだろうか
日日是好日
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