12月12日
7:22
従姉妹の旦那さんが
旅たってしまった。
突然すぎる危篤の知らせを聞いた時は
もう、命はなかったのである。
午後、自宅に戻ってきた。
従姉妹は
私にしがみつき、大声で泣いた。
私の腕で震えながら泣き続ける。
かける言葉はない。
もう泣かないでというしかなかった。
Tさんは無言だが
笑みを浮かべていた。
70歳だった。
夫と同じ歳になる。
昨日までリハビリを頑張って
生きたいと希望を持って
就寝したようだ。
70歳は57歳で旅たった叔母に
比べたらまだ長く生きた。
父は74歳だった。
では、父は長生きだったのだろうか。
人の命を測るには生きた年数だろうか。
それとも燃焼の度合いだろうか?
Tの死は
明日かもしれない命の期限について
考えさせらる。
だが、それではつまらない
今できること
未来にできることを
見つけた方がいい。と思う。
Tの笑みには人生を生きろうと
頑張っている笑みのような気がした。
自分では
死を迎えるとは微塵も思わなかった
ように思えた。
日日是好日
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