夜の図書館へ
娘と孫で足を運ぶ。
妹の車に乗せてもらう。
あたりは真っ暗で
「ここは森なの」と聞く孫。
妹がやまんばの話をする。
「子供の頃はやまんばを一回だけ見たんだ
けどね」というと
「和はもう大人だから出てこないんだね」
と孫は見たことのないやまんばを
想像して何も見えない車窓の向こうを
見ている。
すると比礼のトンネルに入り
「長いね」とワクワクドキドキの
様子。
夜の図書館では朗読をしてくださる
大先輩の遠藤悦子さんにご挨拶。
恥ずかしがり屋ですが
「こんにちは」が言えました。
いよいよはじまりはじまり。
大きな壁に映る絵本、絵本の伴奏は
幾度か拝聴させていただいている
チェロ奏者の片野さん。
プロの音色が会場の天井に響く。
優しい声に物語に合わせて
まるでおとぎの世界だ。
孫は
この心地よい空間と調べを聴きながら
母親の腕の中で眠る。
日日是好日
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