2026年1月15日木曜日

今年初稽古

 お茶碗は金泊と銀泊の重ね茶碗を使う。

お正月の初釜に使うものだそうです。縁起の良いものだそうです。嶋台茶碗と言うそうです。

金泊の茶碗でいただく、なんだか高貴な身分になったような、秀吉の気持ちの一点を見るような摩訶不思議な一瞬になります。金に魅せられると言うことは人間の持つ欲のような気もしました。

茶事ではなくお稽古ですから、嶋台茶碗は脇役になり花びら餅は美味しいねとお菓子の話題になり、昔はもっと大きかったのにね。と最近の台所事情話題になりました。

とは言え非日常の空間は面白く楽しいひと時です。

日日是好日

2026年1月8日木曜日

コンビニ人間

 村田沙耶香著芥川賞「コンビニ人間」を読む。風のマジムに続いて本年2冊目である。

コンビニ人間を手に取りニャアとする私。頑張って読まなくてもいい厚さである。本好きの人にとって本の厚さは関係ないであろうが、普通人間にとって厚さは重要かつ完読する必須条件である。つまり読書家ではない。もちろん趣味読書なんて絶対に言えない。それでも暇な時と人生をネガティブに考えている時、本に救いを求めることが多い。

さて、コンビニ人間は?今時多いような気がした。人間は自分で考えることが苦手な人はマニュアルが辞書のように、今時ならスマホが絶対必要なような気がする。では私はどうか?仕事をしている時はアイデアと経営の仕方とか自分なりに勉強していたが、今ではスマホに頼りっぱなしである。考え無用。

コンビニ人間は本能に生きないのかな?機械的に生きるのだろうか?

五感に訴えているのだろうか?絶対に有り得る人間のような気がする。

日日是好日


2026年1月6日火曜日

正月 何もせずでは

 元旦から今日で一週間です。

決まってすることがない毎日がSundayの71歳。それなのに時は動き、今朝は小寒らしく、布団から出している両手は冷え冷えである。両手に支えられている本は原田マハさんの「風のマジム」午年になり(私は年女)はじめての読書本である。有名画家がテーマの多い作家であるが、沖縄テーマも多かったような気がするが?まじむは若い。蒸留酒作りか、走っている感が非常に羨ましい。午年であってもこの馬はもう走れない。何か目標とかやりたいこととかないのか?

真剣にお茶のお稽古を今年はやってみようか?いやダメダメ。お茶の世界は宇宙の如く勉強せねばならない。今更勉強する能力は持ち合わせていない。軽い趣味で十分だ。では他には?毎回ピアノについては触れているのですが、このスマホから「夢」を聴いていると、隣でスマホをみている夫曰く「同じ曲でも違うもんだな」とつぶやかれる。そんなことあんたに言われなくってもわかっています。と心の中で叫んだ昨日の朝を思い出し、ピアニストは生まれた時から神道である。私は趣味の前、小習い程度であるからして、認知予防と思い長く細く続けるのみである。ではボランティアはどうか?これはとにかく無理だ。責任感がない。結論もないが食べることと旅行は今のところ私のできることだろうかな。これでいいのか?

日日是好日

2026年1月5日月曜日

カゾク イイデスカ

 雪が小降りのうちにサンポに出かけました。例によって老夫婦の会話なき行動です。最初は離れず夫の後を2、3歩の距離。坂道になると5歩から10歩になる。そのうち5メートルいや7メートルと遠ざかる。夫は時々立ち止まって妻の存在を確認する。

頭の中で昨日の会話がよみがえる。

イタリアと日本の会話

娘「カキ食べる?」と孫の前に皮を剥いて食べやすい大きさに切ったカキが皿にもられて出された。

私「イタリアにも柿あるんだね」

娘「カキを食べる度にババは聞くよね」孫「そうだよねえもう何回も同じこと聞いたよね」

記憶にはないがもしかしたら以前に一度くらい聞いているかもしれないと心で思った。

夫と離れて歩くうちに頭に浮かんだ。若い人は一度聞いたらほとんど覚えられる。そして2回訊ねたことは5回くらい誇張して鬼の首でも取ったように老人をいじめる。老人にとっては2、3回は1回に等しいのである。

孫よ娘よ カゾクでしょ!

日日是好日



1月4日 過ぎます。

 元旦から3日が過ぎ、今日は4日である。元旦から今日まで夫以外の人と会話することがなかった。なんて侘しく哀しく、寂しいものかと思ってしまう。老夫婦2人も食事以外会話らしい会話もなく、それぞれが好きなことをしている。私は3度の食事を作り(作りだめしてあるおかずを並べるのみ)ピアノの練習をして、Netflixを見る。そうそうつまらない映画なのに心に染み込んで、これはなぜなのかと自問自答した「舟を編む」は面白かったのかそうでなかったのかよくわからない。がここ数日で得たものには間違いはない。それから

あれほど暇になったら本を読むぞと息込んでいたのに積み上げた本を横目に手付かずだった。

とブツブツ孫と娘に今の状況説明をする。とMたちがきていたじゃないの!ああそうだったお年玉をあげたんだった。いやはや忘れていた。認知症予備軍かな?

日日是好日

2026年1月2日金曜日

雪の中の栃尾と私

 雪が積もって、寒い朝を迎えました。雑煮を食べて晴れ間をみて、老夫婦の散歩。散歩道は綺麗に除雪されています。家家の玄関先には除雪車が積み上げた雪が膝上くらいまであります。老夫婦にとっては散歩の時間ですが、大抵の家では正月の時間なのでしょう。まだ誰も外に出ていないようです。まるで音のない世界を歩いているようです。

老夫婦は昔話をします。正月は餅と塩鮭、昆布巻きがご馳走だったとか、家が土間だったとか、貧乏自慢が続くのです。そしてあと何年ふたりで散歩できるかしら、介護施設や墓終いのことに落ち着くのです。

今日もばけばけのように「サンポ シマショウカ」

日日是好日 

今年はじめての手紙

 手紙が届きました。

お返事を書きました。


『新年明けましておめでとうございます。


今年初めての映画は「舟を編む」

辞書作りの難しさに編集の大変さを感じました。そんな中でこんなにつまらない映画がどうしてこんなに心に残るのかとても不思議です。


体も不思議なほど確実に衰えています。ネパールは奇跡の旅だったと思っています。

3月は沖縄離島巡りとイタリアに行く を予定しています。


動けなくなる前にと思って焦っているような。


こんな感じで正月を雪の中で感じて72年

さてさて

ぼちぼちゆっくりと歩こうか、行こうか?


慎ちゃん

もう少し私と一緒に歩いてくださいね。


皆々様にもよろしく

今度は何が食べたいですか?』


私は22歳彼は5歳 何十年経っても 同じです。


日日是好日