お友だちと実母を連れて、道院高原から
守門岳の登り口「保久礼」に紅葉を見ながらのドライブを楽しみました。
池には、赤い屋根の小屋や紅葉した木々が
水面に映ります。その前で母をモデルにして写真を撮ることにしました。
すると、母は「こんな恰好で……。お古の服だから」と恥ずかしがるのです。
母は物のない時代に育ったせいか、「もったいない」が口癖で、自分の洋服を買うこともなく、叔母たちのお古を喜んで着ていた人です。
私は「何言っているの、和子さんが新しい服を買ってくれたんだよ。これは、ばあちゃんの服だよ」と教えてやると認知症とは思えないような穏やかな微笑みを浮かべて、はいポーズ!
あと何回、道院や保久礼にこれるだろうか
来年も、再来年も連れてきたいと思った素敵な一日でした。
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