孫たち家族が一ヶ月半我が家に滞在している間、私の自由はほとんどなかった 。
娘家族は勝手気まままである。私は朝から山ほどの洗濯にリビングの片づけ朝食準備に追われる。
そこで途中から起きる時間を早めて4時前にした。洗濯や電気釜のスイッチを入れる。孫や娘たちがちらかした後片付けはYoutubeをつけてピアノ課題曲を聴きながらである。「歌の翼に」はブーニンが一番好きだ。
それからは何がいいかなと探す映画。今回探した映画は「かもめ食堂」私の個人的分析によるのだが美人揃いでない方が女性には関心度が高くなる。主人公サチエ(小林聡美)はフィンランドでかもめ食堂をはじめる。そこに集まる奇妙な出逢いみどり(片桐はいり)、まさ子(もたいまさこ)と個性派女優の3人は絶対にいい人に違いないと言う安心感が生まれるのだ。この背景や脚本は誰が書いたかは調べていなかったが目線からして、絶対女性と思った。
この映画の中で一番感動したのは人に握ってもらう「おにぎり」は極上だと言うことだ。手のひらにあるパワーがおにぎりに伝わり、おにぎりから食べる人のハートに響く。なるほど納得、だから母ちゃんのおにぎりの味は忘れられない。籾殻で炊いたご飯(まんま)の香りだけでも美味しい味だ。おにぎりは昔握り飯と言った。真ん中に梅干しがひとつ入っていた。海苔1枚で包むおにぎりはでっかい。
孫もおにぎりが大好きだ。私はまんまるで小さなおにぎりをおやつにだすと、ペロリと食べる。私が母ちゃんに作ってもらったおにぎりとはだいぶ違う、中身も梅干しからいくらに代わっているけれど、にぎることは同じだ。
豆撰の栃尾寿司も「にぎる」これだと思った。肉厚の甘塩っぱい味も母ちゃんの味がヒントだった。
日日是好日
0 件のコメント:
コメントを投稿