2023年10月26日木曜日

出雲大社の旅

一生に一度はお参りしたかった出雲の旅。

新潟空港から米子空港までわずか1時間ちょっと。お茶を一杯頂いている間に到着。国内線に乗るのは20年ぶり北海道の旅以来である。イタリアやアメリカに飛ぶのと違って腰も痛くならない。日本国内の旅もいいもんだ。

米子からは足立美術館へ観光バスで行く。これまたいいまもんだ。なんといっても日本語オンリーはラクチン。

お庭は素晴らしい。落ち葉ひとつ落ちていない。1ミリの狂いもなく刈り上げてある木々。大きな窓から眺める。庭に出ることはできないのは、残念である。

茶室は移転され、そこには魯山人の陶器がびっしりと展示されている。魯山人はいろいろな焼き方を試みた人だった。中でも砥部焼の平茶碗に目がとまる。これほど高さのない平茶碗は初めて拝見する。お茶を入れ、茶筅で点てたらどんな感じかと想像する。下手な私はこぼすかもしれない。いや、茶人はそんなヘマはしないであろう。これだけの品を所蔵している足立美術館の創始者は随分お金持ちに違いない。でも我が家にある楽の紅葉茶碗にも想いがある。妹が京都から買ってきてくれた柔らかく優しい茶碗もいいもんだ。

続いて横山大観の日本画、展示室正面に紅葉の大作。素晴らしい。そういえば景色は違うけれど長岡の駒形十吉美術館にこの大作と同じ大きさの桜の景色があったようだ。桜と紅葉。私的には桜の方が好きである。素人だから好き勝手にものを言うけど。

この美術館には素敵な喫茶室もありお庭を見ながらお菓子が楽しめるのだが、残念なことに時間がなかった。私は花より団子のこの機会を逃したことが一番残念無念であった。

続き 出雲大社は次回に書きます。

日日是好日



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