ゴッホ展開催をFBで知った。行ってみたかった。上野なら日帰りが可能である。
バスツアーが続いていたので新幹線の速さと快適さを改めて感じる。
さてはて会場は東京都美術館はと歩き出し、西洋美術館を過ぎ国立博物館の横と思い歩いたが、田舎者にはわかりにくく、通り過ぎること2回。スマホ持って歩いているのに、5分の距離に辿り着かない。老人は哀しや。
3周目でゴッホポスターに遭遇。ここじゃあん、この茶色の建物だった。やれやれと会場に。チケット購入。65歳以上1600円とは、なんだか歳をとるのもラッキーである。
何故ゴッホ展がみたかったかと言いますとゴッホの絵が特別好きと言うわけではない。実は原田マハさんの「リボルバー」と重なっていたからです。
展示室には画商だったゴッホ兄弟の集めた有名どころの絵から始まっていた。ミレーや浮世絵の収集とゴッホへの影響などなど、ゆっくりペースで一つ一つの作品と解説を読み進む。だいぶ混雑だった。
これだ。この木の中にピストルが隠されていたはず。私が本の中で想像していた林と同じだった。そんなことあるかと不思議に思ったが、多分この絵はどこかで見ていたのかもしれないと思い直す。私に透視能力があるわけではないから。
精神のダメージは天才を生むのだろうか。
もし、若くして死することがなかったら、どんな画風になっていただろうか。世界史に残る画家の物語は生まれていなかったかもしれない。
ゴッホを守ってくれた親族の力あってゴッホの物語が完成し、絵についてなんら知識のない私をもこの会場に足を運ばせている。
日日是好日
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