カーネーション

朝ドラの「カーネーション」を見ていると・・・母の若い時代を思い出します。母は18歳のころ洋裁を習いに1年間通ったそうです。私の子供のころのスーツからワンピースなど様々な洋服を母がミシンを踏み作ってくれました。お祭りや修学旅行には必ず新しい手作り服を着ていきます。町の子は既製品でしたが・・我が家はお金がなかったこともありますが・・母の作ってくれた服はハイセンスでとてもうれしかった事を今でも忘れません。
母が痴呆になる前に「東京の洋裁学校に行きたかった」とつぶやいた事をこの朝ドラ「カーネーション」を見て母の夢だった遠い60年前を想像しています。それから・・28年前に初めて私は娘にスカートを作ってやりました。出来は母と違い「へたくそ」で失敗作でした。だから娘には、はいて欲しくなかったのに娘はお気に入りで保育所にまではいていったことがありました。娘ははたして覚えているかしら・・・。

写真は綿の木の実がはじけました。