2018年2月24日土曜日

舞の海 人生は儚いものから見つけた挑戦

高校教師になるはずだった、2ヶ月前に
後輩が20歳の若さでこの世を去ってしまった。
人生は儚いものと知り、悔いのないように生きようと悟り
小さなからだの舞の海さんは決断する。
新弟子合格への道は頭部の手術からはじまる。
身長173センチが合格ライン。169センチの彼は頭部にシリコンを入れてまで相撲の魅力にとりつかれたようです。
力士になり十両昇進までの苦労を楽しそうに話すお人柄に観客席は爆笑でした。
小さなからだで大きなからだにぶつかる技を生み出すまでのエピソードは実に面白かった。巡業時に大きな力士に指名されないようにと身をちじめているのに、大きな力士は疲れてくると自分を指名したという。
八百長じゃない、相撲界には人情があると話す。ちょんまげは武士道であると。行司は神の儀式であることなど相撲の歴史は1400年の伝統だと知ることができた。
知恵と努力の人だと思う。その知恵は現在話術にも生かされていた。
聴講している350人を惹きつけ、全く退屈させない講演会でした。
最後に結んだ言葉は
小さなからだでも挑戦すること。挑戦したら可能性がある。と訴える。そして悩まない、考えることであるという。
悩んでも解決ならない。挑戦のし方を考えたらいいという。

人生は儚い
儚いからこそ、強く一日一日を生きなければと話してくれた。
ここ数日、胸につかえていたものが取れそうな爽やかな講演会でした。



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