随分電話がなかった。
とても心配になって
「お父さん、姉ちゃんのとこに随分電話していなかった」夫も「そうだな」と返事がきた。
私は東京にいる。すぐに帰らなければならない。電話をするために。
私は数秒で実家に着く。
あかりが見えて
家の中に入ると、闘病中の父と母そして叔母がいた。
誰も喋らなかった。
「そうだ。私は姉ちゃんに電話をしなければ」と思った。
でも気がついた
「お父さん姉ちゃんは死んでいた」
と私は夢から覚めて今を知る。
この日は森麻季さんの歌を聴いていた。
最後に聴いた曲が「赤とんぼ」だった。
姉ちゃんはお嫁に行くのが決まっていて
その日の数日前に「赤とんぼの歌好きなんだけど」とつぶやいた。
この話を友達と妹に話した。
ちょっぴり涙が滲んだ。
だから21年も前に天国に行った
姉ちゃんに電話したくなったのだろう。
もうじき命日も来るから・・・・・・。
栃尾は青い空と緑の絨毯が綺麗だよ。
姉ちゃん見ていますか?
日日是好日
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