最初の一話から観ることにした。寅さんシリーズも全編観終えると。寅さんがあてもなく、ふらりと風の吹くまま気の向くままに旅に出るような心境になり、心の中に穴が空いたような気分だ。
脚本も映像も俳優さんも一流なのに一流以上に観る人の気持ちがわかるような映画だと思う。本音もおべっかも人間寅さんだった。
終盤は甥のミツオに焦点があたり、寅さんは確実に歳を重ねていた。セリフも
勢いより情感が溢れていく。家族もそれぞれが老いていく。
瓦屋根の街並みに堤防、入江からの青い空、お花が必ずある。心休まる、懐かし風景だった。
さて、朝の楽しみがなくなり、次の映画さがしをしてみたが、寅さんに勝るシリーズが見当たらない。
そこで、暑さも落ち着いたような、10月出発のネパールに向かって体力作りをしようかと散歩にでてみることにする。まずは初日だ。
日日是好日
0 件のコメント:
コメントを投稿