FBの五藤利弘監督のおすすめを見て観賞する。
夏はお盆と重なって長岡、長崎、広島の空襲で亡くなった人の御霊に手を合わせる。日本人のみならず、世界中の人が戦争と平和について考える大切な季節だとあらためて想う。
名監督の数々の映画の中で、戦いシーンのない戦争映画の一つかもしれない。若き日の吉岡秀隆さんは初々しさの中に彼独特の表現力を感じる。黒沢監督に可愛がられたという伊嵜光則さんの素直な演技がいい。
どの俳優さんも八月の終戦記念日にそれぞれの役割以上の想いを詩っているように思えてくる。
人間には当方もない感情が小さい時からあるのではないだろうか。幼い時に受けた悲惨な想い出は声に出せないほどの悲しい感情でいっぱいになるだろう。それが原爆犠牲者なら、なおさら。
些細なことで家族がギクシャクする。許せない感情と許せる感情は大きく揺れ動く。親であっても、子供であっても、孫であってもそうであろう。
戦争体験者が貝になる気持ちもわかるような気がする。
平成3年に製作された時代は今のようにAIがなく、なにもかも教えてくれる時代ではなかった。だからだろうか描写やセリフが生の声に聞こえてくる。生の演技は心に響く。72歳を目前にこの映画を通して、私は私の感情をどうコントロールできるであろうかと思うと自然と涙が滲んでくる。
人間は生身だから悪いこともする。いいこともする。声に出せない反省もするだろう。
感情はその人の立場、経験によって随分違うだろう。
戦争と平和を考える。そして家族とは何かを考える。
YouTubeで配信されています。
若き日のリチャードもなかなかよかったです。
日日是好日
八月の狂詩曲』(はちがつのラプソディー)は、1991年(平成3年)5月25日公開の日本映画である。黒澤プロダクション・フィーチャーフィルムエンタープライズ製作、松竹配給。監督・脚本は黒澤明。カラー、
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