母86歳。誕生日は9月27日。
母は双子で生まれました。妹の方です。
姉は他界してから7年の歳月が過ぎます。
母が認知症を患って、早10年が過ぎようとしています。
症状は緩やかですが、確実に進行しています。
そんな母が風邪をひきました。
冬の間、運動らしい運動もせず寝たきり状態の母です。
いつもより幾分痩せたような気がします。
母の手を引いて歩くと少し熱を感じ、いつもとは違った声に
なります。つまり優しい声になるのです。
妹と久しぶりに母について語り合いました。
母は21歳で嫁ぎました。
父の妹ふたりと弟がいました。母は農作業に家事をこなす
働き者でした。
何を想いだしたのでしょうか妹が
「おじさんのお嫁さんが出産した時、1か月も東京に行って世話していたんだよね?」と
私は即答で「わたしは無理無理無理」
ふたりで「おツギさんは、本当に偉い人だったね」と
声を揃えました。
そして、想いだすのです・・・・・・。
夜なべ仕事は、私たち姉妹の洋服作り。
洋裁学校に行っていたらしく、センスは上等で、ワンピースの襟に
レースをあしらったり、ハイカラだったので母の作る洋服が大好きでした。(ほとんど私の洋服です。妹はそのおさがり)
時々優しい言葉をかけ、母に恩返しをしないといけないと思うのでした。(いつまでつづくやら・・・・・・)
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