2017年4月14日金曜日

さくらの想いは栃尾寿司ものがたりの続きでした








娘夫婦の来日滞在一週間
新潟の桜を追いかけました。高田公園からはじまり、鳥屋野潟付近、そして最終は
長岡福島江でした。
7部咲きの桜は、濃いピンクと山盛りの薄いピンクの入り混じった、とてもステキな
さくらものがたりの開幕でした。
娘夫婦と過ごしたこの数日間は、とても賑やかで、忙しい日々でした。
「おやすみ」と言って、娘夫婦は部屋に行きました。今回の帰国最後の夜です。

私は疲れてしまい、リビングで寝込んでしまい、目をさますと、誰もいない。
お風呂に入り、目を閉じると、なんだか妙に寂しさがこみ上げてきました。

そうです、先日ブログに書いた「とちお寿司ものがたり」と同じ気持ちだと
気がついたのです。大きな栃尾寿司のはしっこを狙って、競ったあと
大皿は空っぽになり、従兄弟たちはそれそれの家庭に戻ってしまった。
あの、なんとも言えない切ない気持ちと今、また同じ気持ちを味合っていることに
気がついたのです。
さくらを追いかけた数日のものがたり、栃尾寿司ものがたり
出会って嬉しいきもち、再開して楽しかった日々……。
そして、今度いつ逢えるのかと、心の中で、花びらがちらちらと散っていくのです。
想いを心の中に残せば残すほど恋しく愛おしくなる。
ものがたりは明日でいったん、本を閉じます。

今度、ものがたりを開くのはいつになるのでしょうか?

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