2020年9月20日日曜日

豆撰オープンしました。

 


前回からの続きです。

目を閉じると昨日のように浮かんできます。

昔ながらの生搾り製法は

栃尾だけでなく全国からも幻のように消えていたのです。

現社長をはじめ少ないスタッフの悪戦苦闘は続きました。

生搾りの油揚げ作りをしている人はいないのですから・・・・・・。

その日の気温、室温、水温、そして

新潟産大豆の難しさは言いようのない

大変なことだったのです。

30年前に新潟産大豆100%で製造することは

輸入大豆と違って大豆の値段が数倍です。

コストはかかり利益が出ない日々に

頭を抱えていました。

泣きながら金策に走っていた日々

いえそれ以上に油揚げがうまく揚がらない日々は

何よりも辛く悲しかったのです。

社長の一言

「寝ても覚めてもあぶらげのことばかり考えている」

と言いました。

みんなが悩み苦しみ・・・・・・。

続きます。

 

今日も元気よくオープンしました。

若者もベテランもお客様に伝えたいのは

感謝の気持ちです。

好評につき、あずま袋プレゼント付き特別セットの数を増やしました!


 

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