前回からの続きです。
目を閉じると昨日のように浮かんできます。
昔ながらの生搾り製法は
栃尾だけでなく全国からも幻のように消えていたのです。
現社長をはじめ少ないスタッフの悪戦苦闘は続きました。
生搾りの油揚げ作りをしている人はいないのですから・・・・・・。
その日の気温、室温、水温、そして
新潟産大豆の難しさは言いようのない
大変なことだったのです。
30年前に新潟産大豆100%で製造することは
輸入大豆と違って大豆の値段が数倍です。
コストはかかり利益が出ない日々に
頭を抱えていました。
泣きながら金策に走っていた日々
いえそれ以上に油揚げがうまく揚がらない日々は
何よりも辛く悲しかったのです。
社長の一言
「寝ても覚めてもあぶらげのことばかり考えている」
と言いました。
みんなが悩み苦しみ・・・・・・。
続きます。
今日も元気よくオープンしました。
若者もベテランもお客様に伝えたいのは
感謝の気持ちです。
好評につき、あずま袋プレゼント付き特別セットの数を増やしました!
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