なかなか奥が深い一冊。
結婚して40年以上の時が過ぎているのに
「仕事より家庭で生きる」は今さらどうなるの。
パートナーは40年以上前に選んでいるのだから
取り替えられないし共通の趣味もない。
それどころか、お互いを分かり合おうという
謙虚な気持ちもなく・・・・・。
ところがこの本の最終章に近づくと、
今まで夫は私のために買い物をはじめ、家事のお手伝い
庭の手入れ、新聞かたづけなど 、掃除洗濯と
それはそれはこまめに手伝ってくれた。今もほとんど進行形だ。
定年後「稼いでいない 」夫に対する私の当然の権利だと
心の中で呪文のように唱えていたわけだが
権利<感謝に気づく。
ちょっと気づくのに遅かっただろうかと思いつつ
今後、私はどう生きるべきなのかではなくどう生きたいかを
考えましょうと教えてくれた一冊だった。
夫のいない(1泊旅行のため)今朝は
友達の持ってきてくれたフルーツパンにコヒーを入れて
簡単に済ませた、パートナーの必要性を感じた次第です。
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