茶事のお手伝いをする。
私のお茶の先生とは同じ高校の同窓生。
クラスは違っても顔なじみ。
時々和服姿で豆撰にお買い物に来てくれる。
品性のあふれるひとです。
そんなご縁で40年以上前にかじったお茶のお稽古に
通うことになったのです。
そして先日、茶事のお手伝いをもう一人の人生の大先輩と
ご一緒にする。
順番が大きな和紙に筆で書いてある。
挿絵も描かれてあり、素人のお手伝いさんにはとても
わかりやすく、できないながらも事を進めることができた。
失敗も数々・・・・・・。
汁椀に南瓜と冬瓜が用意されてある。椀に角切れされたその
2種を入れてしまった。1個ずつ入れ2回汁を出すことを再確認。
もうひとつは大失敗だった。お濃茶が始まったときに
お二階の茶室の釜の湯が沸いたかどうかを見に行って、
お湯はシュッシュウと沸いていた。
蓋を取ってみようかと迷ったが、結局取らずに来てしまって
「お湯は沸いていました」と報告。
これが大失敗、お湯は蒸発して半分になっていたのです。
なんとかお招きした先生たちと私たちお手伝い組の分のお薄を
点てることができたようでした。
こうして
失敗を繰り返し勉強させてもらうお茶の世界は
宇宙のように広く、66歳のかじり虫の勉強は
まだまだでした。
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