「かそけきサンカヨウ」
「護られなかった若者たち」
2本の映画を観ました。
私の家は土砂に埋まった経験をしています。でも、この映画「護られなかった若者たち」とは違う。家を失って、想いでも流されたような絶望感だったけれど、今は暖かい家で生活ができる。この映画の震災は私の何百倍も大変だった事をあらためて知った。多くの犠牲者の霊は彷徨い、家族の悲しみは続いている。残された者同士がいたわりあい血のつながりはないけれど、絆は深い愛情に変わる。
震災の救済、役所の役割などこれからの社会問題を投げかけている。私の夫はかつて生活保護担当職員だった。夫の立場、仕事はどうだったのだろうとふと思う。
「かそけきサンカヨウ」透き通った花の名前とかそけきをかけたもう一つの映画。かそけきの意味も知らなかった。泡い恋と血のつながりのない親子、家族の愛。偶然にもふたつの映画の共通点だった。ただ「かそけきサンカヨウ」には心がホッとし安堵する。二作とも心に残る映画だった。
眠れない夜に観た映画でした。
日日是好日
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