2012年8月19日日曜日
思い出のブーゲンビリア
亡き叔母の花はブーゲンビリアです。
天国に行く6ヶ月前、痛みをこらえながらの沖縄旅行でした。痛み止めを飲みながら
嫌がる叔母を車椅子に乗せ・・沖縄本島、宮古島を回りました。
どこまでも透明な海をみつめ・・「きれい」と一言。この時叔母の心の中は
「最後の海かもしれない」とつぶやいているよう聞こえました 。
あれから10年が過ぎました。今の私の年に死にました。
骨転移、脳転移と病魔は叔母の体を傷めていきました。
10年前、沖縄の空港でたくさんのブーゲンビリアに囲まれ
「きれいね、きれいね」を連発。だから私はこの花を「叔母の花」となずけました。
今年もようやく咲きました。
沖縄のこと覚えていますか?と二人で撮った写真を10年ぶりで出してみました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
こんばんは。
叔母様、喜ばれた事と思います。
亡き人の思い出をまとったブーゲンビリア。
ちょっと切ないですね。
うおぬまやさん
本当に10年過ぎても切ないです。
でも、おもいでは消えませんから・・・。
コメントを投稿