2014年9月28日日曜日

母の誕生日を忘れていました。

母の痴呆が始まったのは亡き父が病にたおれた頃です。
症状の一番は買い物に行っては同じものを買う。
マヨネーズが5本も6本もあります。
そして、片付けが出来なくなる。
2番目にはお料理をしなくなりました。
大好きな生花も書もやらなくなりました。
父が他界した7年前は
少し、しゃんとし気丈に振舞い
「私が仏を守らなければなりません」とお悔やみにいらしてくださった方に
話しておりました。
それから、2年一人暮らしが続き
言動も行動もさらにおかしくなりました。
昨日のことを覚えていられないのです。
母は痴呆になる前から、少し天然ボケのところがありましので

〔今のわたしのように・・・・・・。〕
あまり私たち姉妹は気にとめなかったのです。
それから・・・徐々に進行し、薬投与になってしまいました。
「どうしたの?忘れたの」と聞けば
「年だがんに忘れるこて」と 答える母です。
意地悪な私は「ばあちゃん、何年生まれだっけ?」といつも
確認していたのに・・・・・・。
そして、昭和6年9月27日と答えることできていたのに
私は9月27日を忘れていました。そして母も昨日が9月27日と言う事を忘れています。



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