今日と明日を乗り越えると
ようやく一年の締めくくりを迎えます。
師走中盤でインフルエンザにかかり途中下車してしまいましたが
ラストスパートの今週はフル回転、
朝7時半から夜の7時までの仕事は、息つく暇なく
荷物作りに追いかけられていました。
今年ばかりは還暦を過ぎて、若者とは違う体力に
がっかりしたり、これが当然と思ったりと、感情と体力のシーソゲームでした。
そんな毎日の中で・・・・・・・。
9月に新入社員として豆撰の仲間入りをしてくれた19歳のSちゃんは
若いのに、とても気が利きます。おばさんが重い荷物は苦手と察知し
すぐに黙って、さりげなく手助けしてくれます。
一回教えたことは「はい、わかりました 」とはっきり応えます。
わからないことに対する質問も丁寧に聞いてきます。
この子はちょっと違う、今どきの子と違うと日々思って一緒に仕事をこなしてきました。
「Sちゃんは本当に気が利くね」と毎日誉めることばかりでした。
時には、間違うことも、その時は
本当に申し訳なさそうな顔で「すみませんでした、今度気をつけます」と応えます。
私も他のスタッフも彼女の好感度はアップするばかりです。
この忙しい毎日の中でイライラせずに仕事が出来たのはSちゃんのおかげだと思っています。
そして、気がついたのです。
彼女の「いらっしゃいませ。またお越しください」という声の素晴らしさです。
少し鼻にかかった甘い声・・・・・・そうそう「この世界の片隅に」のすずさんを演じた
のんさんの声に似ているのです。
彼女の声は張りがあり、元気がありそれでいて非常に優しい声なのです。
明日で豆撰も仕事納めです。
来年はイートインのお店作りに着手します。
Sちゃんの声はきっと、お客様のハートをとらえることでしょう。
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