2016年12月29日木曜日

癒しの声






今日と明日を乗り越えると
ようやく一年の締めくくりを迎えます。
師走中盤でインフルエンザにかかり途中下車してしまいましたが
ラストスパートの今週はフル回転、
朝7時半から夜の7時までの仕事は、息つく暇なく
荷物作りに追いかけられていました。
今年ばかりは還暦を過ぎて、若者とは違う体力に
がっかりしたり、これが当然と思ったりと、感情と体力のシーソゲームでした。
 そんな毎日の中で・・・・・・・。
9月に新入社員として豆撰の仲間入りをしてくれた19歳のSちゃんは
若いのに、とても気が利きます。おばさんが重い荷物は苦手と察知し
すぐに黙って、さりげなく手助けしてくれます。
一回教えたことは「はい、わかりました 」とはっきり応えます。
わからないことに対する質問も丁寧に聞いてきます。
この子はちょっと違う、今どきの子と違うと日々思って一緒に仕事をこなしてきました。
「Sちゃんは本当に気が利くね」と毎日誉めることばかりでした。
時には、間違うことも、その時は
本当に申し訳なさそうな顔で「すみませんでした、今度気をつけます」と応えます。
私も他のスタッフも彼女の好感度はアップするばかりです。
この忙しい毎日の中でイライラせずに仕事が出来たのはSちゃんのおかげだと思っています。

そして、気がついたのです。
彼女の「いらっしゃいませ。またお越しください」という声の素晴らしさです。
少し鼻にかかった甘い声・・・・・・そうそう「この世界の片隅に」のすずさんを演じた
のんさんの声に似ているのです。
彼女の声は張りがあり、元気がありそれでいて非常に優しい声なのです。
明日で豆撰も仕事納めです。
来年はイートインのお店作りに着手します。
Sちゃんの声はきっと、お客様のハートをとらえることでしょう。




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