里の秋
頬をなでる風に秋を感じる今日この頃です。
栃尾の山里を老母と廻りながら
口ずさむ歌・・
静かな静かな里の秋
お背戸〔せど〕に木の実の落ちる夜は
ああ母さんとただ二人
栗の実煮てますいろりばた
この歌の秘話を読みました。
終戦後、昭和20年「外地引揚げ同胞激励の午後」と題して放送されたそうです。
戦争が終わって、無事に本土の土を踏みしめた
兵士の皆さんを迎える歌だったそうです。
この歌をうたいながら、老母の手を引き歩くと
なんだか涙がこぼれてしまいました。
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