何回観るのだろうか
5回目だったかもしれないと
指を数える。
観るたびに感想が変わっていく。
特に今回は、上映前に陽子役の女優さんと話すことができた。
その女優さんの名前は浦井なおさん。
背が高くて、髪は肩に届きそうな長さである。
髪の長さが何となく陽子を思い出させる。
それは女心のようなものです。
ショートだったら気持ちがはっきりとしている。
ロングだったら、私はあなたが一番好きよ。と言っている。
セミロングはとても複雑な気持ちの表れなのかもしれない。
あなたが好きです。でもあなたを好きになってしまった私を私は嫌いなのです。
……と陽子の気持ちになりきるおばさんは私。
なぜだろうか
花蓮に感情が入らないのだろうか
湖畔をバックに映る画像は美しく、花蓮も美しい女性である。
そして、花蓮の方から去っていく切ない気持ちに哀しさを感じ
涙してもいいはずなのに。そうはならない。
回数を重ねるたびに、陽子に力が入る。
陽子は本当の気持ちを素直に表現しているのだが
この浦井なおさんはもっと深い陽子の気持ちを演じていたのではないだろうか
と思えてならなかった。それは陽子、これでいいの、これが私の選択でいいのと
迷っている女心かもしれない。
蓮根の風景はとても広く果てしなく続く大豆畑のように。
雨模様の風景ではあったが
この蓮が緑になり、やがてきれいな薄いピンク色の花を咲かせることを
想像したら、心まできれいになりそうに思えてくる。
きっと、いつか観てみたいと思った。
栃尾の映画を2本と茨城の映画は五藤利弘監督作品です。
このご縁が何かでつながったらいいなあと思いました。
豆撰の栃尾の油揚げとレンコンであぶらげハンバーグを作ってみました。
ハンバーグの中身は美味しい茨城のレンコンがいっぱい詰まっています。
2 件のコメント:
美味しそうですね。山賊料理をしています。私のブログもどうぞ。
いつもありがとうございます。
拝読させていただきます。
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