日本昔ばなしの上映がトチオーレであった。孫を連れていく。畳の部屋はちょっと辛かったが、絵や声に懐かしさと時代の変化を感じる。ジブリ映画もそうなんだが最近の作品には馴染めない。私の心の中は時代についていけないからだ。CGが作る映像より切り絵や水彩画が好きなのだ。登場人物もセリフも進化しすぎて馴染めない。日本昔ばなしはよかった。
上映後に春祭りの道具が展示されていた。60年前の私がそこに立つ。
目を引くのはカラス天狗。母の後ろに隠れて小さな手だけを恐る恐るカラス天狗に差し出す。その手は震える。掴んだ飴玉は最高の夢お菓子だった。
かあちゃんと心の中で呼んでみた。母がいた。
今は私の隣に6歳の孫がいる。世界を知らなかった頃の私と世界や宇宙の話をする孫が一緒にいる。
日日是好日
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