2023年8月20日日曜日

半澤鶴子氏講演に思う



 半澤鶴子氏の茶事講演に何を思ったか

80歳を過ぎても精力的に活動する姿に、残りの人生「かって気ままに生きよう」と思っている私にとってはショックだった。

公演中に何度も繰り返される「水と茶葉があればそれでお茶を楽しめます」と言い切るゆい髪と着物姿が、とても似合ている。

その昔は、利休さんは商人である。だから茶事に侘び寂びを取り入れ権力に屈しない姿勢を見せたと話す。茶事を武士の教養とした意味はそこにあるのだと。信長から秀吉へ家康と受けつがれた茶の道は現代まで受け継がれている、そして半澤さんも茶人として全国を回っている。求めているものは美味しい茶とおもてなしの心の伝道師である。そしてその姿は年齢には関係なくイキイキとしている。「まあいいか、歳だから」と逃げている自分が恥ずかしいと思った。

美味しい水こそが茶を極めるとおっしゃる。あるではないか栃尾には素晴らしい名水の数々が、もう一度栃尾人よ、水の観光を考えて!栃尾には美味しい酒蔵が2軒もある。美味しい水のあるところだからあぶらげ屋も栄えたのであろう。

日日是好日




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