2026年1月29日木曜日

雪うさぎ

 リビングのカーテンは閉めたまま。叔母が「開けてください」と私に願う。

しばらくすると、可愛いうさぎがみえると言う。歓喜の声をあげ、「うさぎうさぎなに見てはねる」と歌う。うさぎは親子だと言う。木の陰に隠れてしまった。

ありがとうございました。と繰り返す。幻想の世界に入る叔母、キッチンに立ち叔母の大好きなかぼちゃを煮る私。

93歳の叔母は幻想の世界を楽しんでいる。雪の中のうさぎは可愛いから礼子さんも一緒に見てと言う。雪の山がひとつ、ふたつ、みっつ、大きな山は親うさぎらしい。可愛いねと相槌を打つ。

叔母と一緒だから、雪うさぎを見ることができた。

日日是好日

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