2016年1月26日火曜日

ありがとう 友の気持ち

大雪の中で
白い大きなマントを広げた長い髪の雪女が
友を連れ去ってしまいました。
連れ去って、今日は少し穏やかになり
青い空も見えます。

亡くなってから3日目の朝です。
気持ちの整理がつかなくて
仕事の合間、夜、朝に
ふとこぼれる涙。

彼女らしい一生だったのだろうか
誰にも救いを求めず
自分らしくこの世を去ったのだろうか
それが彼女の希望だったと
彼女の夫はつぶやいた。

「連絡せず、すみませんでしたね」と・・・。
「いいえ、彼女の気持ちわかっていますから」とうなずく私。
「今、そう礼子さんに言った?」
「ええ、聞こえました」

彼女の個体に手を合わせる自分。

悶々としたこの3日間。
私は間違っていたことに気がつく。

なぜ、音沙汰の無い事は病のせいと知っていながら
彼女が私に救いを求めていないのだからと
言い訳をした自分の愚かさに今気がつく。


会いに行くべきだった・・・・・・。
今さらになってしまった。

友が最後に私教えてくれ ことは
私のこれからの人生で後悔しないように自分らしく
行動せよ・・・・・・である。
ありがとう、教えてくれて・・・・・・。




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