母はリハビリのために、病院を変わりました。
毎日、午前中に病院通いをしていた私ですが、
こうして、豆撰の仕事に専念できるのには
理由があります。
金曜日に転院先でみたことは
狭い空間とレトロな感じの病院でした。
妹夫婦と私は診察室で待ちます。
この病院でいいのだろうかと、私の頭の中は交通整理ができず
不安でドキドキしてしまいました。
院長先生の診察室で
「喜びが感じられるように、口からものを食べらてるようにしたいですね」
私たち姉妹は
「はい、お願いします」と頭を下げました。
それから三人の看護師さんに案内され
病室へ、
病室は6人部屋です。
ちょっと身動きするには狭すぎでした。
たんを取る作業に、母は苦しそうな顔をしたのでしょうか
何度も何度も「ごめんなさいね、もう少しだから許してね」と
謝るのです。
それから、前病院では口の中の掃除を嫌がっていた母の口を
優しい言葉がけで大きく開けさせて、綺麗にしてくれました。
「舌歯ブラシが届いたら、もっと綺麗にしようね」と声をかけています。
私とのやりとりもスムースです。
そして母に向かって、
「痛いところはありませんか?」と何回も聞いてくれました。
母が小さくうなずくと(そのように思えると)
「ツギさん!頑張りましょう!」と大きな声で言ってくれました。
私たちと一緒だよ。一緒に頑張ろうね。という意味だと思いました。
パソコンを見て、患者の顔を見なかった病院とは違っていました。
私も妹も見かけではない、患者と向き合ってくれる看護師さんに嬉しくなりました。
母の笑顔を看護師さんと一緒に見る日がきますように‼️
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