2017年6月30日金曜日

母に代わって、綴る日記 2017/6/29

お中元シーズンに突入
電話の応対
荷物作りと慌ただしい
ひとまず、けりがついたところで病院に急ぐ
あんまり急いで
携帯も顔拭き用の水筒も忘れてしまった。
おまけにいつも昼食をいただく喫茶店はお休み。

とりあえず病室に向かう。
いつもと変わらない母……。
まず覚醒。
「れいこですよ、あなたのむすめ」から始まる。
足と手を動かす練習をする。
それは家に戻るためであることを意識させる。
うなずき頑張る母。
次にベットを起こし、その隣に座り、首を起こさせる。
これは調子いい。
お友達のSさんはとてもいい方です。
看護師さんなので、いろいろお聞きしました。
Sさんから習ったことを実行したのです。
ありがとうございました。
それから七夕の歌を歌いました。
目を閉じて聴く母。思い出したかな?

私はちょっと厄介なおばさんです。  
朝食にメロンを切ったら、甘くてとても美味しかった。
そのメロンを病室に持って行きました。
丁度タイミングよく、師長さんが病室まわり。
私は勇気を持って、メロンを持参したこと、その果汁で
飲み込みの練習をしてもらいたいと懇願。
快く許可がおりました。
飲み込みリハビリの先生は皮のついたメロンを母の手のひらに入れて
その感触を感じさせています。
鼻に持って行き、においを感じさせ、
いよいよ、メロンの果汁を口に運ぶ。
初めてです。母の口が自分の意思で開いたのです。
先生も私も目と目を合わせ大喜び。
それからまた慌ただしく仕事へ
その前に、ナースステーションに立ち寄り
ありがとうございましたとお礼を
担当医師もおいでになっていて、みんなが大喜びでした。


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