映画を3本観ました。
2本は長岡の監督五藤利弘作品です。どちらも2回目「スタンディングオーバー」と「花蓮」です。
もう一本ははじめて観る太田監督「朝日のあたる家」です。
映画好きとまでは行きませんが、小6年ころから観始めました。
もちろん、その頃は大変です。映画を観るのに、電車に乗って1時間。
長岡駅から歩いて「グランド劇場」にいくのですから、
同じ映画が何回も繰り返されます。通路も観客席で満員でした。
今思うと、映画代と電車賃はどうして捻出いたのか思い出せません。
この頃は私の青春のはじまりだったと思います。
「サンド・オブ・ミュッジク」を観ては感激して、
憧れたものです。「ウエストサイド物語」では
もう、夢中になりました。ジョジー・チャキリスに恋い焦がれました。
少し学年が上がると背伸びをして「ひまわり」などを観ました。きっともう一度みると
その意味や映画に込められた想いが、子供のころとだいぶ違っていることでしょう。
「カラーマゾフ の兄弟」という大作もこの頃だったように記憶しています。この映画は
まったく、意味がわからなかった・・・・・・。
2日間、映画三昧だった私が一番気になった事は
この3本の映画観賞者に中学生や高校生がいなかったことです。
映画は私の青春であり、癒しであり、考えることを教えてくれました。
何故、どうして、今の若者は映画を観ないのでしょうか
映画関係者も中学生や高校生を対象にしていないのでしょうか
背伸びして観た映画だからこそ、心に残りました。
子供たちに観てもらうには文部省推薦とかがないとだめなのでしょうか?
映画は想像力と感性の芽を育ててくれるのにと心寂しく、
残念に思いました。
画像は秋葉公園です。今年はなかなかいけません。この写真は昨年母と行きました。
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