昨日は34回目?の結婚記念日でした。
忘れていたわけではありません。
でも、どうしても仕上げなければならない仕事のために
帰宅は11時になってしまいました。
待ちくたびれたのでしょう
夫は眠っていました。
34年前の11月4日は晴天でした。
朝4時ころから、花嫁衣装の着付けとあわただしく
着付けを終えて、部屋でその時を待つ私に
声をかける家族はなし。
それはそうでしょう、この日の結婚式を私の家族親族は誰一人として
喜んだ人はいないのですから。
私は大橋家の跡取り娘として妹が誕生したその日から
育てられ、教育?されてきたのですから
他家へ嫁ぐなど、もってのほかです。
その日、式場に向かうために玄関を下りたその瞬間に
亡き父は本当に哀しそうな今にも涙があふれそうな瞳で
「いつでも、帰ってきたくなったら、もどってこい」とつぶやきました。
私の結婚式はめちゃめちゃです。この一言から私は
披露宴が終わるまで泣き続けました。
だから、私の結婚式のスナップ写真はお葬式のように
叔父、伯母、妹、もちろん両親は下を向き泣いていたものばかり・・・・・・。
あれから、ずいぶんいろいろなことがありました。
今では、夫は私の大切な秘書?です。
「お父さん、メガネ知らない?」からはじまり
「パソコンのとこにあったぞ」などなど・・・・・・・。
今では私の漫談に合わせくれる良き夫です。きっと、天国の父も
泣いて笑っていることでしょう!!
写真は10年前の私たち夫婦と従姉、立山にて
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