昭和36年公開映画「故郷は緑なりき」は
ただただ「よかった」
長岡の田園風景がモノクロで写ります。
そして、キャストの名前が縦字で流れ
映画は始まりました。
私の記憶にもない、汽車の古い腰かけ椅子に
座り、電報を読む主人公海彦の回想シーンからはじまりました。
本を読む少女は雪子役の佐久間良子さん。
唇が少し厚くキュートな感じ、目元は愛くるしい
まるでお人形のように可愛く、清潔感あふれるセーラ服姿でした。
初々しい雪子と海彦の純愛をモノクロで観ていると
なんとなく、自分までもが乙女の気持ちになり
少し胸が熱くなりました。
ふたりの純愛に映る長岡商業高校、大手通り、長岡駅、長生橋
など長岡の風景がとてもいい。
雪の風景、緑の風景・・・たぶんきれいな緑なのではと
思い切り想像しながら、スクリーンを追う私。
この映画は五藤利弘監督はご覧になったのだろうかと
思わせる、この映画はモノクロだからいいのかもしれませんが
カラーで栃尾の風景で撮影されたらどうかと思いながら
おわりを迎えました。
悲しい結末です。悲しい結末はあっという間に昭和30年海彦は大学生
ホームに待つ、兄そして見渡しても雪子は存在しない・・・・・・。
雪子のお墓の前で、海彦の心の中で生き続ける雪子への永遠の思い
が伝わりました。
故郷は青春で、緑はその青春の純な心を表現しているのだろうかと
「故郷は緑になりき」の意味を考える。
そして、原作者富岡健夫について
この人の書いたジュニア小説を友人が私に貸せてくれたことを思い出しました。
題名は覚えていませんが、中学1年生になったばかりの私には
こんな恥ずかしい小説を読んだと両親に知れたら大問題になるかもと
思いながらこっそりと読んだ記憶がよみがえってきました。
初々しく、清楚なふたりと長岡の情緒ある風景のこの映画も
私の記憶に残る映画になりそうです。
2015年2月27日金曜日
ふるさとは、年を重ねると恋しくなるようです
私は栃尾に生まれ、栃尾で育ち、栃尾で働き
栃尾で結婚、そして今は家族4人と住んでいます。
つまり、栃尾以外の地で暮らした事がありません。
栃尾はいつも私のそばにいます。
昨日は「栃尾 を離れ40年以上になります」と田之口出身で
今は東京の町田市にお住まいのご夫婦がお見えになりました。
「年を重ね退職すると栃尾が懐かしくなります」と穏やかに語られるご夫婦。
「あげたてのあぶらげは本当においしい」と2枚ペロリとお召し上がりになりました。
栃尾を離れて、定年され、時間と気持ちに余裕が感じらました。
そして、たどり着くところは「故郷の景色」「ふるさとの味」のようです。
「私のお知り合いに栃尾を舞台に映画を2本撮られた五藤利弘監督さんがおられます。
そのうちの1本、ゆめのかよいじのDVDです。是非ご覧ください」とプレゼントすると大喜びで
「嬉しいです、兄弟が7人います。みんな東京に住んでいます。もう兄は長老で栃尾にはなかなか来れません。きっと大喜びです。みんなで観ます」とおっしゃってお帰りになられました。
栃尾で結婚、そして今は家族4人と住んでいます。
つまり、栃尾以外の地で暮らした事がありません。
栃尾はいつも私のそばにいます。
昨日は「栃尾 を離れ40年以上になります」と田之口出身で
今は東京の町田市にお住まいのご夫婦がお見えになりました。
「年を重ね退職すると栃尾が懐かしくなります」と穏やかに語られるご夫婦。
「あげたてのあぶらげは本当においしい」と2枚ペロリとお召し上がりになりました。
栃尾を離れて、定年され、時間と気持ちに余裕が感じらました。
そして、たどり着くところは「故郷の景色」「ふるさとの味」のようです。
「私のお知り合いに栃尾を舞台に映画を2本撮られた五藤利弘監督さんがおられます。
そのうちの1本、ゆめのかよいじのDVDです。是非ご覧ください」とプレゼントすると大喜びで
「嬉しいです、兄弟が7人います。みんな東京に住んでいます。もう兄は長老で栃尾にはなかなか来れません。きっと大喜びです。みんなで観ます」とおっしゃってお帰りになられました。
2015年2月26日木曜日
やる気のきっかけ
最近の私・・・・・・。
面倒な仕事はちょっと無理と自分で決めつけ、私はもう還暦を過ぎたのだから
となかなかやる気が起きない私です。 でも昨日の1本の電話「頑張ってください」で
急上昇しました。
ご夫婦で豆撰の栃尾の油揚げフアンの方です。
奥様は、ブログを見てくださって、私が「東京のネスパスに
行きます 」の記事をご覧になり
わざわざ渋谷までお越しいただいたことがありました。
その時も、本当に感激しました。
今回のお電話は、だんな様の方です。
今まで、「どうしたらいいのか」と迷いに迷っていましたが
「頑張ってください」の一言に大きな大きな応援していますの
気持ちが込められていて、グッグとくるものを感じました。
そして、
昨日、夫に依頼した「おばけあげ」の撮影では
これでOKとゴーサインを出した私。100%納得した画像ではありませんでした。
いつものように、友達に送信してみました。
私の頭では友達もゴーサインくれるかなと安易に考えていました。
すると、ゴーサインどころではありません。指摘の山。
しかし、その指摘はもっともなのです。
「やる気」を出して、もう一度と
夕食後に撮影をしました。
私にとって、
優しい言葉と叱咤激励はやる気の特効薬のようです。
写真は栃堀です。
2015年2月25日水曜日
2015年2月24日火曜日
NHKさんにて、今晩放送されます。
お弁当がにげた
朝食をすませ、緑茶をいただき
さあ、豆撰へ、鞄と携帯を持ち、弁当を持とうとしたら
弁当がない?
探し回ること数分、いつものようにキッチンのここに置いたはず
どうして逃げたの?
夫「何やってんだ、爺さんじゃあ、あるまいし」と私に向けられた目は
あきれるを通り越して激怒でした。〔まさか、アルツハイマーではないだろうな!〕
「私、だってここに置いただよ?、ねえ、じいちゃん今日会社行くって言ってたよね。
弁当を作れって、きっと私の弁当持って行ったんじゃない?」
あわてて私たち夫婦は車庫に・・・・・・電動自転車に乗り、私の弁当をかごに入れ
お出かけするところでした。危機一髪!
90歳義父の記憶は30年以上を遡り、現実と妄想の世界を行き来しているようです。
お弁当は逃げなかったの巻。
さあ、豆撰へ、鞄と携帯を持ち、弁当を持とうとしたら
弁当がない?
探し回ること数分、いつものようにキッチンのここに置いたはず
どうして逃げたの?
夫「何やってんだ、爺さんじゃあ、あるまいし」と私に向けられた目は
あきれるを通り越して激怒でした。〔まさか、アルツハイマーではないだろうな!〕
「私、だってここに置いただよ?、ねえ、じいちゃん今日会社行くって言ってたよね。
弁当を作れって、きっと私の弁当持って行ったんじゃない?」
あわてて私たち夫婦は車庫に・・・・・・電動自転車に乗り、私の弁当をかごに入れ
お出かけするところでした。危機一髪!
90歳義父の記憶は30年以上を遡り、現実と妄想の世界を行き来しているようです。
お弁当は逃げなかったの巻。
2015年2月23日月曜日
若年性アルツハイマーに効くかも
母のために購入した「有機ココナッツオイル」が
届きました。
友達がテレビを見ていて、「認知症に効くらしいよ、一緒に注文してみましょうか」と
声をかけてくれた有機ココナッツオイルです。
早速、豆撰に持ってきました。
そして、妹に
「豆撰に置いておくわ、どうも私は若年性アルツハイマーの気があるから
予防した方がいいと思って、ばあちゃんと一緒に食べるわ・・・・・・。」
妹「礼子さんは若年性アルツハイマーではないと思うよ」
と笑いながら、慰められました。
しかし、最近娘に言われたのです。
「私が帰国する度に、お母さんの部屋、だんだん狭くなって、汚れているね」
そうなのです。机の上が片付くけられない。洗濯物の整理整頓がいい加減であり
靴下いれ、下着、その他分類したものを、平面に並べてしまう。
この方法が一番目に入り、忘れない方法なのでが部屋は日増しに足の踏み場が
なくなってきています。これは若年性アルツハイマーの兆しかも?
とりあえず、有機ココナッツオイル を試してみる事にしました。
届きました。
友達がテレビを見ていて、「認知症に効くらしいよ、一緒に注文してみましょうか」と
声をかけてくれた有機ココナッツオイルです。
早速、豆撰に持ってきました。
そして、妹に
「豆撰に置いておくわ、どうも私は若年性アルツハイマーの気があるから
予防した方がいいと思って、ばあちゃんと一緒に食べるわ・・・・・・。」
妹「礼子さんは若年性アルツハイマーではないと思うよ」
と笑いながら、慰められました。
しかし、最近娘に言われたのです。
「私が帰国する度に、お母さんの部屋、だんだん狭くなって、汚れているね」
そうなのです。机の上が片付くけられない。洗濯物の整理整頓がいい加減であり
靴下いれ、下着、その他分類したものを、平面に並べてしまう。
この方法が一番目に入り、忘れない方法なのでが部屋は日増しに足の踏み場が
なくなってきています。これは若年性アルツハイマーの兆しかも?
とりあえず、有機ココナッツオイル を試してみる事にしました。
2015年2月21日土曜日
悼む人を観て
「悼む人」は直木賞作家天童荒太著の映画化したもの。原作は読んでいません。ヒロインの石田ゆり子さんが荒太さんにお手紙を書いて、ヒロインを演じたそうです。その熱意が、大人の休日倶楽部にエッセーとして載っていました。悼む人のタイトルにも心惹かれました。何人かの数奇な運命が交差しながら展開します。人生の大半を生きてきた私も、主人公とは違った意味でたくさんの人の死に、哀しく、どれほど心を震わせたことか、そしてその亡くなった人が生きていた時と死んでしまった現在では全く感情が違っている。悼む気持ちの方がはるかに大きくなっているからです。
だからでしょうか、常に心がけていることは、生きている時に、後悔しないように人とかかわりたいと思っています。大竹しのぶさんの母親役にも震える想いが伝わります。子供を想う気持ちが、とても伝わります。それぞれの、役者さんが体当たりの演技をしてりる。目を覆い、流れる音楽に胸の鼓動が早くなるシーンもあり、この映画は観ない方が良かったかと、思う場面もありましたが、ラストシーンに地被くと、人と人の想いが、心と心で繋がっていくことが「悼む人」のテーマに思えました。観て良かった、心に残る映画の一つになりました。
2015年2月19日木曜日
明日はテレビの取材があります
明日はNHK新潟テレビの取材があります。
番組名「新潟ニュース610」
コーナー名「産地の晩ごはん」
県内各地の食材の作り方の秘密や、こだわりの製法を紹介する他、その食材を
使ったオススメのレシピを紹介する番組です。
早速予行練習をしました。
NHKさんの希望レシピの再現です。
4点の予定、その中のひとつ「サクサク栃尾の油揚げコロッケ」を作りました。
新人スタッフを含めみんなで早速試食です。
それぞれが「美味しい」「イケます」と笑顔満点。
さて、明日はどうなることやら・・・・・・。
皆様に一足早くレシピをお知らせいたします。
番組放送日時はわかり次第お知らせいたします。
2015年2月17日火曜日
冬を探しにこられた人
日曜日は曇り空でした。
東京からわざわざ、栃尾の冬がみたくてお出でになったそうです。
天気予報は雪だったから、これはいいぞと栃尾に着てみたら 、
雪は降らず、吹雪もなく、がっかりされておられました。
60回も、この栃尾の冬を見てきた私は
「冬は苦手です」とつい口にしてしまいました。
でも、冬が見たかったお客様の気持ちを考え
「来年は1月にお越し下さい。降り積もる雪が見られます」と
慰めました。
油揚げと守門揚げ、バーガーを召し上がって帰られたお客様を見送りながら
冬は春の前、冬が来なかったら
あたたかい陽だまりも、鳥の詩も、風の語りも
想うことができない・・・・・。かもしれない・・・・・。
こんな写真を期待していたのかな?
東京からわざわざ、栃尾の冬がみたくてお出でになったそうです。
天気予報は雪だったから、これはいいぞと栃尾に着てみたら 、
雪は降らず、吹雪もなく、がっかりされておられました。
60回も、この栃尾の冬を見てきた私は
「冬は苦手です」とつい口にしてしまいました。
でも、冬が見たかったお客様の気持ちを考え
「来年は1月にお越し下さい。降り積もる雪が見られます」と
慰めました。
油揚げと守門揚げ、バーガーを召し上がって帰られたお客様を見送りながら
冬は春の前、冬が来なかったら
あたたかい陽だまりも、鳥の詩も、風の語りも
想うことができない・・・・・。かもしれない・・・・・。
こんな写真を期待していたのかな?
2015年2月16日月曜日
自分の中の予定変更の意味
少し疲れが溜まっているのか
早起き、朝活が苦にならない私でしたが
今日ばかりは朝活に大きな言い訳を作ってしまいました。
朝食と簡単お掃除を終えた後に
体重増加の危機を感じ
先週から以前やっていた「カーヴィダンス」の再開を決意したはずなのに
時計の針が6時30分を指しても、動かない私。
朝は、こんなに忙しいのだから、仕方ない。今日からカーヴィダンスは
夜の予定に変更 しようと、
私ひとりの問題ですから・・・・・・。
簡単に予定変更を決めている自分に懺悔。
写真は屋久島の無農薬栽培の「たんかん」です。
豆撰のお豆腐がないと生きられないとおっしゃってくださる
静岡の70歳から80歳くらいのお客様から
「新潟じゃあ、たんかんはないでしょ、ビタミンをとってがんばって
美味しいお豆腐と油揚げを作ってくださいね」 と毎年贈っていただいております。
皮はジャムにします。
味は、甘くて、ちょっとすっぱくって「からだにいい」感じです。
どうずり(なまけもの) な私の脳を活性化してくれそうです。
早起き、朝活が苦にならない私でしたが
今日ばかりは朝活に大きな言い訳を作ってしまいました。
朝食と簡単お掃除を終えた後に
体重増加の危機を感じ
先週から以前やっていた「カーヴィダンス」の再開を決意したはずなのに
時計の針が6時30分を指しても、動かない私。
朝は、こんなに忙しいのだから、仕方ない。今日からカーヴィダンスは
夜の予定に変更 しようと、
私ひとりの問題ですから・・・・・・。
簡単に予定変更を決めている自分に懺悔。
写真は屋久島の無農薬栽培の「たんかん」です。
豆撰のお豆腐がないと生きられないとおっしゃってくださる
静岡の70歳から80歳くらいのお客様から
「新潟じゃあ、たんかんはないでしょ、ビタミンをとってがんばって
美味しいお豆腐と油揚げを作ってくださいね」 と毎年贈っていただいております。
皮はジャムにします。
味は、甘くて、ちょっとすっぱくって「からだにいい」感じです。
どうずり(なまけもの) な私の脳を活性化してくれそうです。
2015年2月14日土曜日
2泊3日の仕事と読書と観光3
2月11日、宮島を後に
東京へ急ぎます。東京に向かう電車の中では
もちろん、先日からのつづき、村上春樹著「海辺のカフカ」の読書です。
大鳥居が海に浮かぶ何とも言えない神のいる世界は
「海辺のカフカ」に登場する、ナカタさん、佐伯さん、さくらさん、星野さんたちが
小説の中では現実なのか、カフカが想像しているのか。
最後まで読み終わっていない私の想像はますます膨らみ、
もしかして、私は宮島「厳島神社」に行ったことも
この本を読み始めたことも
最初からわかっていたことかもしれないと妄想して読んでいました。
すると、
隣の席で読書をしていたはずの娘が
「お母さん、富士山だよ」と弾んだ声。
窓の外に映る富士は1月に日本平で見た富士をはるかに超える
大きさで私たち親娘を喜ばせてくれました。
「今まで観てきた富士で2番目に美しいよ」と私は
娘に呆れられるほど、何度も歓喜の言葉を繰り返しました。
ここで読書は一休み。
東京について、東京駅で食事をしました。
それには、理由があります。いつも私のバックアップをしてくれている
青年と娘の初対面を図るためです。青年と娘は私にとって
とても、とても大切な人だからです。
私が大切に思っている人同士が、FBだけのお付き合いでなく
お互いに顔を知り、良い関係を保ってほしいからです。
小説の中でも、登場人物同士が目には見えない糸でつながっていく、そんな感じでしょうか。
3人で楽しくおしゃべりして、美味しいものを食べ
また会うことを約束して、駅の改札口でわかれました。
この時,青年からサプライズをいただきました。
記念に娘夫婦にとふたつのお茶碗。
私には「逆バレンタインだよ」とチョコレートの
プレゼントいただきました。
さあいよいよ広島の旅は終わります。
東京から長岡間では読書の続き・・・・・・。
そして、今日は土曜日、娘はイタリアの家族のもとに
私は、結末が気になって仕方のない「海辺のカフカ」を読み終わる。
旅もいい。読書もいい。
そして、私は私である。
とても、とても嬉しかった。
東京へ急ぎます。東京に向かう電車の中では
もちろん、先日からのつづき、村上春樹著「海辺のカフカ」の読書です。
大鳥居が海に浮かぶ何とも言えない神のいる世界は
「海辺のカフカ」に登場する、ナカタさん、佐伯さん、さくらさん、星野さんたちが
小説の中では現実なのか、カフカが想像しているのか。
最後まで読み終わっていない私の想像はますます膨らみ、
もしかして、私は宮島「厳島神社」に行ったことも
この本を読み始めたことも
最初からわかっていたことかもしれないと妄想して読んでいました。
すると、
隣の席で読書をしていたはずの娘が
「お母さん、富士山だよ」と弾んだ声。
窓の外に映る富士は1月に日本平で見た富士をはるかに超える
大きさで私たち親娘を喜ばせてくれました。
「今まで観てきた富士で2番目に美しいよ」と私は
娘に呆れられるほど、何度も歓喜の言葉を繰り返しました。
ここで読書は一休み。
東京について、東京駅で食事をしました。
それには、理由があります。いつも私のバックアップをしてくれている
青年と娘の初対面を図るためです。青年と娘は私にとって
とても、とても大切な人だからです。
私が大切に思っている人同士が、FBだけのお付き合いでなく
お互いに顔を知り、良い関係を保ってほしいからです。
小説の中でも、登場人物同士が目には見えない糸でつながっていく、そんな感じでしょうか。
3人で楽しくおしゃべりして、美味しいものを食べ
また会うことを約束して、駅の改札口でわかれました。
この時,青年からサプライズをいただきました。
記念に娘夫婦にとふたつのお茶碗。
プレゼントいただきました。
さあいよいよ広島の旅は終わります。
東京から長岡間では読書の続き・・・・・・。
そして、今日は土曜日、娘はイタリアの家族のもとに
私は、結末が気になって仕方のない「海辺のカフカ」を読み終わる。
旅もいい。読書もいい。
そして、私は私である。
とても、とても嬉しかった。
2015年2月13日金曜日
2泊3日の仕事と読書と観光2
「海辺のカフカ」を読むことは、朝早く目が覚める私には
ビジネスホテルで何も出来ない個室の中で
有意義な時間を使うのにもってこいでした。
カフカは家出をして、高松でいろいろな人に出会う。
想像の世界なのか、夢なのか現実なのかは私にはまだわからない。
ほぼ、この上巻を読み終えた後に
世界遺産「厳島神社」に向かう。
フェリーから見えてくる大鳥居は何だか私が思っていたより
小さく見える。少し気持ちの中で「これなの?」と沈んでしまいます。
すると、カラスが頭の上でささやく
「想像の世界と現実の世界のちがいでしょう、あなたはまだ目の前で見ていない」と・・・・・・。
さて、フェリーを下り、人の流れにそって歩く
朝9時半、陸の上に建つ大鳥居はカラスの言った通りです。
奈良の大仏とほぼ同じ高さの大鳥居は静かな細波を後ろに
壮大にそして、幻想的である。
平殿に入ると、紀元節の祭りが厳かに.行なわれていました。
雅楽の調べは心に和をもたらし、宮司たちの古式にそった、お供え物の数々。
御供えが終わると「舞」が 始まりました。
この場面から私はもう妄想の世界です。平家の時代に行ってしまいました。
私の前の踊り子は祇園女御となり、もしかしたら清盛は
本当に白河上皇とこの祇園女御の子供だったのではと想像している私。
仕事で広島に行った私にとって、この宮島への観光時間は短く
4時間です。幻想と妄想の世界はこれくらいにとどめ、千畳敷、五重塔へ駆け足です。
千畳敷は秀吉時代に遡りました。柱、彫り物、広さ、建物を外から眺めると、
京都の清水寺を連想させました。
そして、床の一枚一枚に何千何万何百人の足跡が残されていました。
床の木目の磨り減った窪みにそっと手をふれると、戦国時代に歩んだ人の魂の足音が聞こえてきます。
宮島の町を廻る時間はなく
ここは現実、今のうちに「アナゴ飯」をどうしても食べてから帰らなければなりません。
厚い木のふたつき丼には柔らかいアナゴがのせられ、上品な味になっていました。
私と娘は大満足。
時間を気にしながら帰り道を急ぎました。
目の前の大鳥居は海に浮かぶ。この光景には「世界遺産」を強く感じました。
本当はこの世界遺産をゆっくり堪能し、私の妄想世界へ入りたかったのですが
フェリーの出発時間は早く、妄想は中断。
駆け足でフェリーに乗り込みました。
続きは次回へ。
ビジネスホテルで何も出来ない個室の中で
有意義な時間を使うのにもってこいでした。
カフカは家出をして、高松でいろいろな人に出会う。
想像の世界なのか、夢なのか現実なのかは私にはまだわからない。
ほぼ、この上巻を読み終えた後に
世界遺産「厳島神社」に向かう。
フェリーから見えてくる大鳥居は何だか私が思っていたより
小さく見える。少し気持ちの中で「これなの?」と沈んでしまいます。
すると、カラスが頭の上でささやく
「想像の世界と現実の世界のちがいでしょう、あなたはまだ目の前で見ていない」と・・・・・・。
さて、フェリーを下り、人の流れにそって歩く
朝9時半、陸の上に建つ大鳥居はカラスの言った通りです。
奈良の大仏とほぼ同じ高さの大鳥居は静かな細波を後ろに
壮大にそして、幻想的である。
平殿に入ると、紀元節の祭りが厳かに.行なわれていました。
雅楽の調べは心に和をもたらし、宮司たちの古式にそった、お供え物の数々。
御供えが終わると「舞」が 始まりました。
この場面から私はもう妄想の世界です。平家の時代に行ってしまいました。
私の前の踊り子は祇園女御となり、もしかしたら清盛は
本当に白河上皇とこの祇園女御の子供だったのではと想像している私。
仕事で広島に行った私にとって、この宮島への観光時間は短く
4時間です。幻想と妄想の世界はこれくらいにとどめ、千畳敷、五重塔へ駆け足です。
千畳敷は秀吉時代に遡りました。柱、彫り物、広さ、建物を外から眺めると、
京都の清水寺を連想させました。
そして、床の一枚一枚に何千何万何百人の足跡が残されていました。
床の木目の磨り減った窪みにそっと手をふれると、戦国時代に歩んだ人の魂の足音が聞こえてきます。
宮島の町を廻る時間はなく
ここは現実、今のうちに「アナゴ飯」をどうしても食べてから帰らなければなりません。
厚い木のふたつき丼には柔らかいアナゴがのせられ、上品な味になっていました。
私と娘は大満足。
時間を気にしながら帰り道を急ぎました。
目の前の大鳥居は海に浮かぶ。この光景には「世界遺産」を強く感じました。
本当はこの世界遺産をゆっくり堪能し、私の妄想世界へ入りたかったのですが
フェリーの出発時間は早く、妄想は中断。
駆け足でフェリーに乗り込みました。
続きは次回へ。
2015年2月12日木曜日
2泊3日の仕事と読書と観光1
広島には仕事で行きました。
上越新幹線から東海道新幹線へ乗り継ぎ6時間の長い電車の旅が始まりました。
日頃読めない本の上下2冊を持ちこみました。
本の中には「ナカタさん」という猫語が話せる人が繰り返し登場してきました。
仕事先は広島の郵便局さんです。
説明会場に着くと、塀の上に「ナカタさん」のお友達猫が乗っているではありませんか。
私は早速猫さんに御挨拶、私も今回持参した本に出てくるナカタさんのように少し
猫語が話せるような気がして・・・・・・。
「あなたは海辺のカフカから抜け出していらっしゃったのですか?」
そっと近寄ると、私の言葉がわかったのかどうか、逃げることなく
私と目を合わせ、
「いやあ、まあね、あんた新潟から来たのかい、ご苦労さんだね」と
私かデジカメを取り出すと、「私は写真は嫌いだよ」とあっちを向いてしまいました。
この写真の猫さんとの挨拶が終わってから会場に入りました。
仕事の事はとても、とても大切なことですが、ちょっとここでは省略いたします。後ほど
書かせてもらいます。
本は電車の中で上巻の2/3ほど読み終えていました。
さて、広島といえば原爆ドームです。一番最初の見学地でしたが
なんと、改修中でした。
ドームの前に資料館へ
この資料館はとても、とても怖くなり、恐ろしくなり
途中で観光案内ガイドのテープを切ったり早送りしたりしました。
何故なら、資料館のなかで「白血病」になってしまった写真が
私には、切なくとても人事に思えなかったからです。被爆者の体の
斑点模様が痛々しく目には入ります。そして、亡き父を思い出し胸が苦しくなりました。
原爆投下の時、広島にいたわけではありません。 父は当時15歳くらいでした。
その父が74歳で命を落とした、その原因のひとつが
「悪性リンパ腫」だったのです。
写真の斑点と父の斑点がどうしても重なり離れません。
一緒に同行した娘は「どうして、お母さんは妄想するの、全く関係ないとは言わないけど」と
叱られましたが・・・・・・。目に見えない放射能はきっと父の体を蝕んだ1つであるかもしれない。
それから、資料館を進むに連れて、原子力の威力や投下してしまった国
その他、戦争、テロなどのことが頭の中にいっぱいになり、パニックの海となりました。
続きは次回へ。
上越新幹線から東海道新幹線へ乗り継ぎ6時間の長い電車の旅が始まりました。
日頃読めない本の上下2冊を持ちこみました。
本の中には「ナカタさん」という猫語が話せる人が繰り返し登場してきました。
仕事先は広島の郵便局さんです。
説明会場に着くと、塀の上に「ナカタさん」のお友達猫が乗っているではありませんか。
私は早速猫さんに御挨拶、私も今回持参した本に出てくるナカタさんのように少し
猫語が話せるような気がして・・・・・・。
「あなたは海辺のカフカから抜け出していらっしゃったのですか?」
そっと近寄ると、私の言葉がわかったのかどうか、逃げることなく
私と目を合わせ、
「いやあ、まあね、あんた新潟から来たのかい、ご苦労さんだね」と
私かデジカメを取り出すと、「私は写真は嫌いだよ」とあっちを向いてしまいました。
この写真の猫さんとの挨拶が終わってから会場に入りました。
仕事の事はとても、とても大切なことですが、ちょっとここでは省略いたします。後ほど
書かせてもらいます。
本は電車の中で上巻の2/3ほど読み終えていました。
さて、広島といえば原爆ドームです。一番最初の見学地でしたが
なんと、改修中でした。
ドームの前に資料館へ
この資料館はとても、とても怖くなり、恐ろしくなり
途中で観光案内ガイドのテープを切ったり早送りしたりしました。
何故なら、資料館のなかで「白血病」になってしまった写真が
私には、切なくとても人事に思えなかったからです。被爆者の体の
斑点模様が痛々しく目には入ります。そして、亡き父を思い出し胸が苦しくなりました。
原爆投下の時、広島にいたわけではありません。 父は当時15歳くらいでした。
その父が74歳で命を落とした、その原因のひとつが
「悪性リンパ腫」だったのです。
写真の斑点と父の斑点がどうしても重なり離れません。
一緒に同行した娘は「どうして、お母さんは妄想するの、全く関係ないとは言わないけど」と
叱られましたが・・・・・・。目に見えない放射能はきっと父の体を蝕んだ1つであるかもしれない。
それから、資料館を進むに連れて、原子力の威力や投下してしまった国
その他、戦争、テロなどのことが頭の中にいっぱいになり、パニックの海となりました。
続きは次回へ。
2015年2月8日日曜日
灯りは心をあたためます。
昨日は「栃尾遊雪祭り」の前夜祭でした。
小さなかまくらがいっぱい並びました。(栃尾おりなすで毎年行なわれます)
小さなかまくらにローソクの火が灯され、
暗闇と雪と灯りが繰り広げる不思議な空間、
灯りをしばらく見つめると
子供のころの思い出が浮かんできます。
裸電球のソケットについたスイッチをひねる父母の姿。
今なら、お誕生日ケーキのローソクに火をつけたような
嬉しい気持ちでしょうか。
また、子供のころは度々停電がありました。
祖母は仏壇から大きな太いローソクを持ってきて
コタツの台の上に灯します。
これがなかなかいい雰囲気なのです。神秘的というのか
別世界に飛んだような感覚はなんともいえないものがありました。
灯りとはなんて素晴らしいものでしょうか?
心をあたため、想像の世界まで連れて行ってくれる。
お日様が休んで、夜空になり、家々に灯りが灯されると、
家族団らんの夕餉が楽しく始まる。
灯りは、人間の心を癒す大きな大きな魔法の力を持っているようです。
子供のころにかえり、灯りを見つめながら
小さな願いは家族の平和、中くらいの願いは豆撰の繁盛、大きな願いは戦争のない世界。
2015年2月7日土曜日
春を探しに
朝陽のあたる場所を探す愛猫マメを見つけ
朝のうちに、散歩をしながら、春探しの写真でも撮ろうかと
ひとりで、ぶらり。
シャッターチャンスです。
平橋の手前、刈谷田川に鷺と鴨の群れ。今日は大群です。
雪をかき分け、川べりに。
いつもの位置より、かなり近距離です。
シャカシャカとシャッターを切りました。
一眼レフをその瞬間のために持って出かけたのに
「カードがありません」としゃべるではないですか・・・・・・。
1万円札を落としたような気分
いえ、電車に乗り遅れたような気分かも・・・・・・。
これが、今日の始まりでした。
柏崎まで母と娘と夫でお出かけ、帰りに大きなスケソウダラとキスを買い
途中でいちご大福と串団子を買い
家に着く。1本でやめておけば良かったのに、串団子を2本半食べてしまいました。
いまだに、お腹はいっぱいです。魚の煮物もしました。ご飯も炊きました。
でも、食べたくない私。
朝のうちに、散歩をしながら、春探しの写真でも撮ろうかと
ひとりで、ぶらり。
シャッターチャンスです。
平橋の手前、刈谷田川に鷺と鴨の群れ。今日は大群です。
雪をかき分け、川べりに。
いつもの位置より、かなり近距離です。
シャカシャカとシャッターを切りました。
一眼レフをその瞬間のために持って出かけたのに
「カードがありません」としゃべるではないですか・・・・・・。
1万円札を落としたような気分
いえ、電車に乗り遅れたような気分かも・・・・・・。
これが、今日の始まりでした。
柏崎まで母と娘と夫でお出かけ、帰りに大きなスケソウダラとキスを買い
途中でいちご大福と串団子を買い
家に着く。1本でやめておけば良かったのに、串団子を2本半食べてしまいました。
いまだに、お腹はいっぱいです。魚の煮物もしました。ご飯も炊きました。
でも、食べたくない私。
2015年2月6日金曜日
ものつくりを考える
豆撰では体験学習を行なっています。
この日も栃尾のへき地小学生4人と先生の5人で栃尾の油揚げ作りを
体験していただきました。
工場への案内役は社長の奥さんであり、私の妹です。
最初に異物混入の話から始めたようです。
新聞、テレビのニュースに興味関心を持たせ、
豆撰の工場に入る前には「粘着ローラ」で衣類のゴミを取る
大切さを説明。
体験学習の第一歩は、少し固い話でしたが、
それは、栃尾に伝わる伝統食品を本気で頑張っている作り手の気持ちを
知ってもらいたいからです。
手の洗い方、手の消毒、そしていよいよ作業工程の順序を社長から聞く
子供たちの顔には、とてもよい緊張感が感じられました。
豆を砕き、豆を豆乳とおからに分ける。温かい豆乳に、にがりを混ぜる技を
見つめる子供たち。
次には、大きな白い固まりを一枚一枚切り分ける作業。
ここから、子供たちの体験がはじまりました。
小さな手に包丁を持ち、大きな固まりを切る。まるで息を止めているような、
緊張感が伝わりました。切り分けられた一枚一枚に重しをかけ、離水する。
さあ、興味深々。栃尾の油揚げを揚げる段階になると、子供たちの目はさらに輝きます。
箸の使い方、油揚げのかえし方、かな串の刺し方、この3拍子を目で見て、
やり方のコツを聞き逃さない子供たち。子供たちの学習能力に驚かされました。
最後は、自分たちの手で揚げた「アツアツあぶらげ」を食べて、
「外はパリッとして、中は大豆の匂いがしました」と大満足でおかわりを
しました。
また、引率の先生の美味しい笑顔も最高でした。
栃尾に伝わる300年の味。この子らが大きくなった時に
栃尾の油揚げを勉強した事を思い出し、ふるさとを自慢できるものに
なってくれたらどんなに嬉しいことでしょうか。
この日も栃尾のへき地小学生4人と先生の5人で栃尾の油揚げ作りを
体験していただきました。
工場への案内役は社長の奥さんであり、私の妹です。
最初に異物混入の話から始めたようです。
新聞、テレビのニュースに興味関心を持たせ、
豆撰の工場に入る前には「粘着ローラ」で衣類のゴミを取る
大切さを説明。
体験学習の第一歩は、少し固い話でしたが、
それは、栃尾に伝わる伝統食品を本気で頑張っている作り手の気持ちを
知ってもらいたいからです。
手の洗い方、手の消毒、そしていよいよ作業工程の順序を社長から聞く
子供たちの顔には、とてもよい緊張感が感じられました。
豆を砕き、豆を豆乳とおからに分ける。温かい豆乳に、にがりを混ぜる技を
見つめる子供たち。
次には、大きな白い固まりを一枚一枚切り分ける作業。
ここから、子供たちの体験がはじまりました。
小さな手に包丁を持ち、大きな固まりを切る。まるで息を止めているような、
緊張感が伝わりました。切り分けられた一枚一枚に重しをかけ、離水する。
さあ、興味深々。栃尾の油揚げを揚げる段階になると、子供たちの目はさらに輝きます。
箸の使い方、油揚げのかえし方、かな串の刺し方、この3拍子を目で見て、
やり方のコツを聞き逃さない子供たち。子供たちの学習能力に驚かされました。
最後は、自分たちの手で揚げた「アツアツあぶらげ」を食べて、
「外はパリッとして、中は大豆の匂いがしました」と大満足でおかわりを
しました。
また、引率の先生の美味しい笑顔も最高でした。
栃尾に伝わる300年の味。この子らが大きくなった時に
栃尾の油揚げを勉強した事を思い出し、ふるさとを自慢できるものに
なってくれたらどんなに嬉しいことでしょうか。
2015年2月5日木曜日
小さい幸せから
イタリアから一時帰国する娘
いつでも、どこでも話せる便利なものがあります。
アイパッドです。
画像の向こうには娘家族。
私はキッチンに立ち、料理しながら会話します。
これは私の小さな幸せです。
今日はイタリアから一人で帰国予定。
夕方には会えるでしょう。
こうしたことが私たち家族の小さな幸せです。
世界中で報復の鐘をならしたら
小さな幸せも消えていくでしょう
どこで生まれ、どこで死を迎えるかわからないけれど
小さな命には母と父がいます。
小さな命が家族の中で微笑む世界がおとづれたら
みんな小さな幸せを感じられるでしょうに・・・・・・。
いつでも、どこでも話せる便利なものがあります。
アイパッドです。
画像の向こうには娘家族。
私はキッチンに立ち、料理しながら会話します。
これは私の小さな幸せです。
今日はイタリアから一人で帰国予定。
夕方には会えるでしょう。
こうしたことが私たち家族の小さな幸せです。
世界中で報復の鐘をならしたら
小さな幸せも消えていくでしょう
どこで生まれ、どこで死を迎えるかわからないけれど
小さな命には母と父がいます。
小さな命が家族の中で微笑む世界がおとづれたら
みんな小さな幸せを感じられるでしょうに・・・・・・。
2015年2月4日水曜日
マエストロ
http://maestro-movie.com/
なんの予備知識もなく、友達に誘われ「マエストロ」を観てきました。
NHK大河「黒田官兵衛」に出演していた松坂桃季さんの主演映画でした。
最初から、耳に入る「運命」そして「未完成」のオーケストラ演奏に
心が動きました。
私は音楽知識がありませんが
ヒロインあまねの奏でるフルートにジーンと込み上げる大きな
「想い」を感じました。それは私自身が経験したこと、家が押し流され倒壊し、
命を拾ったことが蘇ってきました。
ヴァイオリンを弾く俳優さん、どことなく思い出そうとしてもなかなか思い出せなかった
「村上」と俳優大石吾朗さんが重なる。若い時はテレビでおなじみだったが
最近はテレビで見ることはなかった。
この人の演技に年を重ねたからこその「すごさ」を感じる。
五藤利弘監督作品にも出演されている
モロ師岡さん たちの脇役も光っていました。
こんな風に年をとって、いい味の仕事ができることが羨ましくもあり
これからの自分への希望かもしれません。
終盤の天童を演じる西田敏行さんの破天荒な姿からタキシードに変わった
時は、少し、笑っちゃいました。たぶん、ここで笑うのは私ひとりだったでしょう。
ラスト、天童は妻の死を正面から受け止め、その死の直前に
一番耳の良い妻のために「マエストロ」を全身で表現する。
ドドドッドと伝わる、本物の音楽に魅了されました。
そして、映画の終わりとともに、流れるキャスト、映画に関わった全ての人
監督さんのスタッフロールに流れる、ピアノの音色の優しさは
なんともいえない。映画の余韻が心を洗う。最後のピアノタッチの音が
聞こえなくなり、終わりになるのに
このピアノの音は映画の終わりを感じさせなかった。
映画館を出て最後のピアノの話を友達と語る。
そして、その時ピアノ奏者は辻井伸行さんだったと知りました。
なんの予備知識もなく、友達に誘われ「マエストロ」を観てきました。
NHK大河「黒田官兵衛」に出演していた松坂桃季さんの主演映画でした。
最初から、耳に入る「運命」そして「未完成」のオーケストラ演奏に
心が動きました。
私は音楽知識がありませんが
ヒロインあまねの奏でるフルートにジーンと込み上げる大きな
「想い」を感じました。それは私自身が経験したこと、家が押し流され倒壊し、
命を拾ったことが蘇ってきました。
ヴァイオリンを弾く俳優さん、どことなく思い出そうとしてもなかなか思い出せなかった
「村上」と俳優大石吾朗さんが重なる。若い時はテレビでおなじみだったが
最近はテレビで見ることはなかった。
この人の演技に年を重ねたからこその「すごさ」を感じる。
五藤利弘監督作品にも出演されている
モロ師岡さん たちの脇役も光っていました。
こんな風に年をとって、いい味の仕事ができることが羨ましくもあり
これからの自分への希望かもしれません。
終盤の天童を演じる西田敏行さんの破天荒な姿からタキシードに変わった
時は、少し、笑っちゃいました。たぶん、ここで笑うのは私ひとりだったでしょう。
ラスト、天童は妻の死を正面から受け止め、その死の直前に
一番耳の良い妻のために「マエストロ」を全身で表現する。
ドドドッドと伝わる、本物の音楽に魅了されました。
そして、映画の終わりとともに、流れるキャスト、映画に関わった全ての人
監督さんのスタッフロールに流れる、ピアノの音色の優しさは
なんともいえない。映画の余韻が心を洗う。最後のピアノタッチの音が
聞こえなくなり、終わりになるのに
このピアノの音は映画の終わりを感じさせなかった。
映画館を出て最後のピアノの話を友達と語る。
そして、その時ピアノ奏者は辻井伸行さんだったと知りました。
2015年2月3日火曜日
賽の神
栃尾の平地区で、2月1日に行われた伝統行事「賽の神」。
雪の上に竹や藁でほこらを作り、中にご神体を祀る。大勢の住民が、古いしめ縄やお守りなどを持ってお参りに来て、新しいお守りのお札をもらって帰る。 そして豊作祈願や無病息災、家内安全を願い、目隠しされた人がほこらの周りを3回まわってほこらに火をつけます。 最後に子供たちも大人もさおにスルメをつけて残り火で焼きます。スルメを食べて今年一年元気に過ごせますように…と、ほおばっています。
年のはじめの行事は雪の中
子供も大人も、隣の人も隣の国も、仲良く平和であってほしいだけです。
祈りは一つのはず・・・・・・。
雪の上に竹や藁でほこらを作り、中にご神体を祀る。大勢の住民が、古いしめ縄やお守りなどを持ってお参りに来て、新しいお守りのお札をもらって帰る。 そして豊作祈願や無病息災、家内安全を願い、目隠しされた人がほこらの周りを3回まわってほこらに火をつけます。 最後に子供たちも大人もさおにスルメをつけて残り火で焼きます。スルメを食べて今年一年元気に過ごせますように…と、ほおばっています。
年のはじめの行事は雪の中
子供も大人も、隣の人も隣の国も、仲良く平和であってほしいだけです。
祈りは一つのはず・・・・・・。
2015年2月1日日曜日
休日に楽しむ手料理は?
昨日は一日お休みでした。
長岡駅のびゅうプラザに行きました。
今月の出張は「広島」です。
広島には一度も行った事がありません。
ネットで東京から広島の新幹線時刻表を調べていると
一週間前に、ご予約いただくと「割引」とありました。
早速、びゅうプラザの美人お姉さんに調べてもらい
「そうですね、でも西日本ですからお客様が直接お電話していただかないとご無理のようです」
なんだかんだと話ているうちに
「では、直接電話してみます。待っていただいてもよろしいですか」
笑顔満点で「はい大丈夫です、少しでもお安い方がよろしいです」
と美人のお姉さんは優しくおっしゃってくださいました。
そして私は携帯で電話・・・
遠い声の向こうはたぶん私のような叔母さんです。
「お客様、このお得な割引は広島から東京までの往復切符です。東京発ではありません」
なんて、冷たい叔母さんの声。そうそう、私が間違い電話を受け取った時の態度に似ている。
「ごめんなさい、私は東京、広島間の往復なら割引できると思って、ご面倒をかけて
本当に悪かったわね」と美人お姉さんに謝りました。
お姉さんは優しく「私がよく読んでおかなかったからです、すみません」といっていただきました。
2時間もかかってしまいました。
さて、それから、お買い物、久しぶりに、ビーフシチューを作ることに決めていました。
牛肉を買って、安い赤ワインなどを購入。お昼は待たなくてもよい駅構内で済ませました。
帰宅して、お昼ねもしました。
夕食準備が整ったところで読書。
世の中の主婦って毎日こんな風に過ごすのかしら?
つくづく羨ましくなりました。
さておき、手料理のビーフシチューは義父に大好評だったのか
いつもよりも食べる、早い、そしてさっさとリビングから消える。
やっぱり手料理は手間暇かけて作らないとね、と心の中で 自己満足していました。
すると、夫
「じいさん、トイレに行きたかったようだぞ」
「何それ?」と私・・・・・・大好評でなかったのか・・・・・・・。
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