2016年6月23日木曜日
母をつれてモネ展を見に行く
新潟県立近代美術館にて6月4日から開催かれている「モネ展」へ
行ってきました。
モネの絵が好きな私。
と言ってもイメージ画像は、睡蓮の絵です。
若き日、モネが描いた肖像画やコレクションの数々を
私は解説のヘッドホンを付け、右手で母の手をとり
ゆっくりと歩きながら……。
睡蓮と花・・・ジヴェルニーの庭
覚えのある絵の数々、ちょっと嬉しい気分!
中間色の柔らかい色使いです。
絵を観ているはずなのに、私の頭の中は
『最近は絵を描いていないようだけど、陶芸にはまっているから
絵はお預けかしら、絵を描くのが好きだったし、上手だったのに』
とモネの絵を観ながら娘のことを想う親バカでした。
ヘッドホンから流れる説明によると
モネの庭づくりは相当のこだわりがあり、
その日、その時間で変わる光と影を表現し何枚も描いていたようです。
我が家では、春から夏に向かって次から次へと咲く花たちの手入れをするのは夫です。
モネは自分の絵のために庭を作る、我が家の庭は私のために、夫が作る。
『我が家にもモネに似た方いたわね』と前を歩いている夫に
テレパシーを送って、日ごろの感謝を伝えました。
晩年になると、モネは白内障を患い色彩感覚がかなり違ってきました。
それでも、一番最後に描いた作品グリーンの絵「木」は
私の好きなモネの絵でした。
一回りすると、母が「もう、かえろう」とつぶやきました。
母のことを忘れていたわけではありませんが
タイミングは良かった一言です。
「そうね、お昼にしようか」とモネ展を後にしました。
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