わたしと5人のお友達と「おかあさんの被爆ピアノ」映画を観にいきました。
「おかあさんの被爆ピアノ」とてもいい作品でした。
大きなスクリーンに白と黒の鍵盤、ピアノの音に耳を傾ける
矢川光則さんを演じる佐野史郎さんの表情が映画に引き込む。
主人公の階段を駆け下りるシーンもこれから何がはじまるのだろうと
観客に想像させる。
そして第五福竜丸をバックに
被爆ピアノコンサートがはじまる。
母を返せ、父を返せと悲愴な声が、劇場に響き渡る。
スクリーンの中の人と観客が一体となり
からだが震えるような気がした。
若き主人公武藤十夢さん演じる菜々子と
演技力俳優佐野史郎さんが演じる矢川光則の
ふれあいがいい感じに映る。
ピアノの教則本を手にしてポスターの謎解きは
映画の進行とともに解明されていく。
ヴェートーベンの悲愴と広島の原爆ドームが重なる。
音楽を通して、被爆ピアノを通して訴えている脚本の力を感じる。
五人のお友達は劇場からでてく来るとそれぞれの目に滲んでいる涙が
映画の完成度を物語っている。
その後のランチ会で
「久しぶりの映画にお誘いいただき、素晴らしい映画を観ることができてよかったです。
ありがとうございました」
「お母さんの気持ちが伝わる映画でした」
「なぜ日本がこんな目にあっているのに、日本国はアメリカの保障はないの」
などいつもとはが違う深い会話に盛り上がりました。
素敵な俳優さんたちと五藤利弘脚本、監督の
映画「おかあさんの被爆ピアノ」をご覧になっていない方々に
ぜひおすす致します。
0 件のコメント:
コメントを投稿