2020年8月6日木曜日

広島へ世界初の核兵器が投下された日。

「おかあさんの被爆ピアノ」を劇場で観てきました。 いきなり、ピアノの調律場面のアップではじまる。 大きな画像に黒と白の鍵盤の音を確かめる主人公の 想いのはじまりを感じさせる。 説明もなく、第五福竜をバックに被爆ピアノコンサートが はじまる。 コンサートに駆けつける女子大生が階段を駆け下りる。 細かな演出というのだろうか、脚本家である映画監督の 想いが伝わる。 最初から大学生の弾く曲はこれだと映画監督は決めていたようだ。 土台にはどんな材料を使ったらいいか、 柱はこれだと決まっている。 その組み合わせ構成が映画を観る人を引き付けていく。 繰り返される原爆の瞬間とその後の原爆ドームの映像は 戦争はしてはいけないのですを強く訴えている。

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