2022年6月6日月曜日

甥っ子の結婚式

 




車椅子に乗っての結婚式参加だった。

入籍は済ませてあったが、

コロナ禍のため甥っ子の結婚式は延期され

2022年6月5日になった。

花嫁のレースをあしらった白いドレスと花

婿の短めの今風のスーツ姿の2人が

親族を迎える。

私は夫の押す車椅子に乗って

おめでとう、ありがとう。と微笑み

手を差し伸べる。

大橋家にとっては50年ぶりの男子誕生は

今から、かれこれ28年前の事。

一番、甥っ子を可愛がったのは

亡き父だった。

この日を夢見ていた父

病いに倒れた時

この子が20歳になるまで

この子が大学にはいるまで

この子が結婚するまで

頑張りたいと言った言葉が

耳元に聞こえてきた。

ほーら、見えるでしょ

ああ、見える。よかったな、

おめでとう

父の隣で母は微笑んでいる。


披露宴に参加できなかった私に

数枚の写真が送られてくる。

ケーキカット

花嫁のお色直し

そして姪っ子の子供のあーちゃんの

写真。

まるで僕が主人公さと言っているように

注目を集めている。

床を這いずり、駆けまわる。

花婿に肩車、抱っこ。

無邪気な天使であったようです。

幸せは自分で掴むもの

甥っ子、先に結婚した姪っ子たちの

幸せ顔を見て

最年長の私は幸せ

娘家族が来月帰省する

3組の若者たちは集まってデズニーランド

へ行く計画を立てているらしい。

日日是好日





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