2022年8月10日水曜日

広島巡り





 3泊4日の旅のはじまりは

映画「お母さんの被爆ピアノ」ロケ地

鞆の浦からだった。

鞆の浦で主人公の調律師と

自分のルーツ探しの大学生が

語り合うシーンである。

孫は岸辺に浮かんでいる

クラゲを見て

初めて本物のクラゲを見たと

大喜びである。

しかし真夏の午後は

まるで灼熱の世界である。

孫の白く透明感のある、

顔は真っ赤である。

そこで、かき氷屋さんに入る。

のどを通る氷はまるで魔法の

ように体を冷やしてくれた。

一息つき、汗が引っ込む。

この暑さでは外の行動は

ちょっと無理。

そこで、瀬戸内海の島々を9つの橋で繋ぎ

四国まで結ぶ「しまなみ海道」を走る。

海は夕陽に照らされ

小さなさざなみがキラキラと光る。

対岸の風景は松島や奥只見を

思い出すが、ここは川でもなく、

湖でもないのである。海なのだ。

ドライブを楽しむには最高の景観である。

イタリアに住む婿殿は

チンクエテーレを思い浮かべたようだ。

西の国の夕暮れは。

イタリア家族と私たち老夫婦の

想い出となる。

そして、案内をしてくださる

長年のお友達に深く感謝する。

この日のお宿は

高台の畳屋さんの別荘である。

一階には茶室風の部屋があり

釜がおいてあった。

キッチンには食器をはじめ

コーヒーメーカーなども揃えてある。

2階には10人くらい宿泊で来る

部屋が3部屋ある。

ここから古寺巡りができる。

翌朝、散歩しながら古寺を

2ヶ所回ってみる。

途中、散歩している老人に

朝食を食べられるところを訊ねてみると

鞆の浦の歴史を教えてくれる。

1000年の歴史に耳を傾け

細い石畳の小道を歩くと

過去と未来を駆け抜ける

少女になる。

娘は知らない、1983年映画

「時をかける少女」

を裏覚えに想い出している

昔は少女、今は老夫婦。

この頃、人の名前やら思い出せず

あれ、これ会話が多い自分。

確実に

老化は進んで、認知症の域に入っている

ようだ。

娘と孫と過ごす時間に限りを感じる。

明日はいよいよ旅の目的地に向かう。

日日是好日

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