平公園の桜満開
宣伝です!母の日の贈り物に
今から36年くらい前の作品になるだろうか。私は32歳だったようだ。「ラストエンペラー」を観たのは。壮大な紫禁城の映像が目に焼き付き、いつかこの城に行ってみたいと思った。結婚して娘を授かりまだ数ヶ月の娘を実家に預けてETを観てから随分年月が過ぎていた頃だった。子育てと仕事で一番忙しい時で映画の世界からは随分遠ざかっていたが、「ラスエンペラー」の偉業は多忙な日々の中でも私の耳に入ってきていた。これを見逃しては永遠に映画を観にいく日は来ないかもしれないと決意して映画館に行ったような気がする。久しぶりに大きなスクリーンに映る映像は素晴らしく目を見張る。実話と映像が教える中国史の象徴はあの広大な紫禁城だった。まだ外国の地を踏んだことがなかった私には、「ローマの休日」以来の衝撃だった。この頃は映像と歴史背景のみにとらわれて、実は坂本龍一氏の音楽までは心にとらえていなかったようです。ピアノと坂本龍一の映像は強烈に残っていたが、この人が世界の坂本とは気づいていなかった。
それから15年が過ぎ、豆撰も軌道に乗っていたある日。夏休み休暇を利用して4日間の北京旅行を計画した。その頃は最初で最後の海外旅行だろうと思ったほど、ラストエンペラーは私にとって奇跡的な贅沢をさせてくれた。
今改めて世界の坂本龍一氏の音楽を聴いてみた。今度は映像と一緒に坂本龍一の音を楽しんでみたいと思っています。
戦場のメリークリスマスも観てみたい。
坂本龍一氏の訃報ニュースは日本のみならず世界中の悲しみに違いない。朝とともに「俺と同じ歳だ」と夫がポツリ。
日日是好日
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