昨日、大雪注意報が出ていましたから、豆撰まで久しぶりに雁木を歩くことにしました。自宅から豆撰まで片道40分くらいかかります。平橋を渡り天下島を通り過ぎ、雁木に入ります。玄関前の雁木はその家の敷地になります。そのよそ様の雁木を遠慮なく私たちは歩くのです。夏は日除けになります。雨や雪、風の強い日は濡れたり吹き飛ばされることはありません。傘もささなくていいのです。
よそ様の雁木通りには多くのお店もあります。ちょっと覗いて歩きます。味噌屋さんに酒屋さん、洋服屋に床屋、豆撰ではありませんがあぶらげ屋もあります。都会の街並みと違って綺麗さとか今風のオシャレ感覚はないのですが、風情があり、心がなんとなく落ち着く。
結構長い雁木通りです。雪にあたらず北風にもあたらず歩けるって、なんて素晴らしい雪国の優しさでしょうか。10年くらい前、栃尾で撮影された映画「モノクロームの少女」を思い出しました。冬の雁木通りも映画にあったら良かったのにとふと思いました。
仕事を終えて歩く雁木通り。足取りも軽く自宅に戻りました。
日日是好日
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