2015年4月7日火曜日

さくら、さくら、桜を探して命の限り





ようやく栃尾にも、桜の季節が近づいてきました。

早桜は、今日の寒さに耐えて咲いています。

まだ咲かない桜を見つめると悲しい想い出が蘇ってきます。
14年前のことです。
闘病を続けていた叔母(当時56歳)に少しでも元気を出してもらいたくて、
やっと歩く叔母を支え、無理やり車に乗せ、小出の山へ行きました。
桜の花はまだつぼみ・・・・・・。
「次の週になったら咲くから、また来ようね」と小出の山を後にしたこと忘れません。

今思えば、冷たい風、まだ咲かない桜・・・・・・。
叔母にとっては、命の限界であり、無謀な無理な行動だったかもしれません。

「寒かったでしょ、ごめんなさい姉ちゃん
今日も栃尾は肌寒く、ストーブをつけています。
丁度、この時期でしたね。
一度も会うことが出来なかったけど、姉ちゃんの孫は一年生のはずですよ、
入学式は今日かしら?」

写真は去年の栃尾の大野公園です。
来週にはお花見が出来そうです。




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