2016年9月22日木曜日

君の名は

評判で、マスコミは高い評価を毎日発信。
それならばと興味深々で映画館に参上。
何、どうしたの?
チケット購入に行くと、ほぼ満席。こんなこと初めて。
席は中段の一番端しかありませんでした。
これほど人気ならばさぞかし感動する映画に間違いない。
と思って観る。
ああ、私はもう本当におばさんでした。
意味が理解できない。どうして男女が入れ替わったの、
その理由がわからない。避難、爆発についてもどうしてかよく理解できない。
これって、想像力の欠如、加齢かとちょっと落ち込んでしまいました。
それでも、しつこいサザエおばさんは「君の名は」を観たスタッフに
私のわからないところ聞くのでした。
わからないところを追求するのではなく、それはルールのようなもので
と言われました。
ふーんそうなのか?納得していないのに納得している私。
ストーリーの疑問は追求しないことにしたわけです。
細かい画像はまるで美術館のように次から次へと繊細な絵を描いていて素晴らしかった。
また、光と影の使い方は、日頃気にせず撮っている写真を
光のとらえ方、角度をもっと考えて撮ってみようと思わせてくれた。
普段見慣れている映画とアニメの違いは
観る人の感性角度によるようだ。
ぐるっと一周してどこに焦点を持っていくかで感じ方は随分変わるようです。
そうそう、ピカソの絵を見る、意味はなかなか理解できないが
すぐにピカソの絵だとわかることと似ている「君の名は」でした。


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