2014年8月10日日曜日

小さな旅は大きな想い出作りが出来ました。その1




8/8の被爆ピアノコンサートは「よみうりホール」でありました。
東京駅から地下鉄に乗り一駅の大手町にてSちゃんと待ち合わせ。
地下鉄に乗るまでは順調です。
さて、待ち合わせの出口はどこ?
ウロウロ・・・・・・スタスタ。
階段を下り始めると、頭の上で私を呼ぶちょっと驚きの声。
あら?そこ?下まで降りてまた上って、Sちゃんと無事合流。
事前に下見をしてくれていた彼について歩く私たち「ど田舎者中年夫婦」の
心の中はこれで安心しました。
会場に着くと同時にもう一人のT氏から携帯に電話が入り、会場入り口で待っているとのこと。
これで、私はまたまた安心。
大きな会場に被爆ピアノがひかえめに置かれてありました。
ピアニストの方々によって奏でる音は、終戦の年にまだ生まれていなかった私を
連れていくような、不思議な空間を感じました。
演じる高校生の歌には、まるで戦没者や被爆者、戦争経験者の魂が宿っているような
感動。そして、ピアノの奏でる音は控えめに、人の心に響くのです。
それは、69年前の怖い経験から
「優しいピアノ」になったような音色なのです。
人は辛いことをたくさん経験すると、人の気持ちがわかり優しくなるのと同じなのかなと思いました。コンサート終了後に、ご縁があって「被爆ピアノ」の持ち主で全国を回っておられる矢川さんとお食事をさせていただきました。これもT氏のご配慮です。感謝感謝。
そこでは、いろいろな、お話をお聞きすることができました。
そして、被爆ピアノは私に、「伝え続ける大きな想い」を持っていらっしゃる矢川さんと合わせてくれたような気がしました。小さな旅は次の日へ続きました。
写真は被爆ピアノが私たち夫婦を靖国神社へ導いたようです。

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