2014年10月26日日曜日

野菜つくりに思う

夫は、毎朝畑に行きます。
義母も一緒です。
畑から帰ってきて、朝食を食べる時の会話を聞いていると
二人のやさしが感じられます。
野菜の成長に合わせ、水をやったり、おからの肥料をやったり
まるで、二人は子供に接しているような会話です。
めったに畑に行く事のない私が
サトイモ収穫のお手伝いをしました。
高く土を盛ってもらったサトイモは大きな葉っぱです。
葉の下には、親と子供と孫イモが
仲良く育っているのです。
親イモの先には、長い根っこのひげがあります。
土の中から栄養をもらい、大きくなるのです。
親から子へ孫へとイモの大きさが違います。
親は大きいのは当たり前、子供はその次そして孫たちと
イモの大きさが違ってきます。
土からサトイモのかぶつを取り出し、「あら?これでっこいよ」
「あら、ちょっとかわいそう栄養不足かしら」
と感嘆の声を上げる私。「サトイモ家族は仲良しね、くっついているんだから」などひとりごと・・・・・。
あら、いつの間にか夫は、ほとんどのサトイモを収穫してしまいました。

人間の子供たちも同じだと思います。
栄養をやりすぎても、ほったらかしにしても育ちません。
子供の気持ちを考えながら、大人の無償の愛で子供は大きくなるのではないでしょうか
そして、きっと子供も孫も親の気持ちを考えて成長しているような気がします。
愛情には見返りや強制はないと思っています。
子供の成長の先には見えるのは、親の作った画像ではなく
子供たちがその時に精一杯頑張った事を見守ることのような気がします・・・・・・。

0 件のコメント: