2016年2月18日木曜日

ベトナムの風に吹かれて

久しぶりの映画は「ベトナムの風に吹かれて」
昨日、お友達のAさんとアオーレ長岡にて観賞しました。
仕事を途中で抜け出し、リュックには笹団子をしのばせ
いつもの、長くつで出かけました。
時間には間に合いましたが、観終わると8時半になります。
だから、その前にちょっと虫押さえに持参した笹団子ですが
会場はとてつもなく明るいではないですか、
カサゴソと笹団子を出す雰囲気には相当の
「おばさん 」を発揮しなければなりません。
迷っていると、映画の案内人からのお知らせが
流れました。
「携帯電話はお切りいただくかマナーモードにお願いします。
また会場での飲食は禁じられております」
ああ……。出さなくてよかった。
さて、映画がはじまりました。
最初のシーンは先日お邪魔させていただいたばかりの
栃尾のMさんの古民家。お伺いしたままのセットです。
なんだか新鮮な感じ。そしてお葬式シーンは
これまた、豆撰のご近所のセレモニーホールではありませんか。
10年前に父の葬儀が執り行われたあのホール。ここ数日
立て続けに父との想い出が繰り広げられる不思議さ!
松坂慶子さんは好きな女優さんです。
昔とちがって、まるくなられて、演技も丸くなられて好きです。
松坂さん演じるみさおと草村礼子さん演じるシズエさん
のやりとりは、私と実母によく似ています。
ベトナムの方が多く出演されていました。
なじみのない俳優さんのベトナム語は全くちんぷんかんぷん。
中国語や韓国語と違って話し方はとてもゆったりとしていました。
国民性なのでしょうか
映画の中で、認知症の女優が演じる舞台。
一昔前の感じといえばいいのでしょうか
こちらも国民性なのでしょうか
人の心を和らげてくれる、最近にない不思議な映画でした。
高度成長しすぎて、毎日毎日老人が殺されたり、子供たちが虐待されている日本の方が変な国です。
観終わって、またまた先日ご一緒だったSさんとばったり。
3人で夕食をいただきました。
そして帰宅すると
夫の第一声「どうだった?年寄りを大事にしんばっていう映画だったろう?]
私「そうね。というよりあと15年したら、私もああなるんだよね。娘は私を迎えに来てくれるんだろうか?」
夫「無理」・・・・・・・・。



映画でした。

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