2014年7月19日土曜日

言葉を聞く医者

偶然、リモコンを変えたら[ドクターG]という番組を見つけました。
患者さんの症状を聞きながら、病名を見つけていく内容でした。
研修医と立派な先生の掛け合いです。
番組を見ながら、研修医の方々の知識はさすがドクターと感心させられました。
そして、最後に病名をみつけた後で、立派な先生は
「患者さんの言葉を良く聞くことです」とおっしゃっていました。
この番組を見ている途中から、母の1分間診察を思い出していました。
「変わりありませんか」と医師「はい」と応える母。
これで終了です。脳梗塞型アルツハイマーの母に対する診察はこの2つの
言葉で終了です。
先日、診察に付き添った妹から「はい、今日は30秒でした」と報告がありました。
患者の家族にとっては、これからの進行具合はどうなっていくのか?
もっと良い対象方法はないのかと、日々母を見ながら妹とそれなりの
話し合いをしています。患者数の多い病院では無理かもしれませんが
この番組を見て、日本医療の在り方にはこんなにも上下の差があるのかと
考えさせられました。

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