2014年7月23日水曜日

猫のきもち

いつだって、人間は勝手さ
俺が小さい時は
「まあ、まめたんかわいいね」とアイドル気分にさせて
お母さんは特にそうだった
いまじゃあ、「わかっているわよ、ご飯でしょもう少し待って、お母さんだって忙しいのよ」
俺が小さい時は
「ごめんね、すぐやるからね」とすぐに朝食を食べさせてくれた。
今じゃ。掃除洗濯ご飯の準備そのあとだもんな。
俺はここにもらわれて、幸せだよ。
食べるものも、着るもの、いや寒さ暑さはエアコン、ストーブでこの
毛皮があれば十分さ。
俺は感謝しているよ
でもさ、俺だった猫だぜ、自由に外を駆け回り、恋もしたかったぜ。
俺はお母さんの年を超えてるんだぜ
こんな人生でいいのかな?
ああ、お母さん登場だ、朝食ねだらないとね、
俺は瓶のふたがあけられないんだからがまんがまん。


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